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■珍しく、時事ネタ。
2002年04月21日(日)
コンビニで某週刊誌を嫁と立ち読みしていた。
先週起こった、ある事件をその週刊誌は取り上げていた。

『ハタチの大学生男が付き合っていた15才の女の子を
 妊娠させちゃった挙句、誰にも打ち明けることが出来ず、
 病院にも行かせず、女の子は自宅で自力で出産したものの
赤ちゃんは死亡。
 男はその遺体を捨ててしまった。
 女の子もその後出血がひどく、死亡』


要約すると、こんな感じ。

これだけなら単なるワイドショーと
「2ちゃんねる」辺りの格好のネタ、
という感じで僕がどうこう言うところは
ないのであるが…続きがある。

『男の方はビートマニアというゲーセンのゲームに
大ハマリしていた』


こんな内容が書いてあったので、
僕は思わず苦笑いしながら嫁に見せてみた。

「アナタと同じね」

嫁は僕が思ったとおりのことを言った。
そう、僕もこのゲームが大好きで
しょっちゅうゲーセンに行っている。
嫁は更に興味深そうに記事を読み上げ続ける。

「『ほとんど大学に行かずに、ゲーセンに朝9時の
開店直後から入り浸りだった』


  …て、ますますあなたと一緒ね」

「おいこら、僕はそこまでひどくないっ!」

「ま、そうだけど。えーと、『近所のゲーセンでは敵無しで、
県内の大会ではいつも上位に食い込んでいた』


…だって。これも一緒…ていうか、アナタは県内どころか
全国でヒト桁だったよねえ」

「まあ、昔は…」

それで、『このふたりが知り合ったきっかけは、
大学生男がその女の子をゲーセンでナンパした』
とのこと。
それを読んで嫁が

「アナタもゲーセンでナンパしてるでしょおおお!!!」

ともの凄い勢いで問い詰めてきたので

「してねーよ!!!」

強く否定した。嫁は少し考えてから

「あ、されてるのか。ふんっ」

面白くなさげに言った。
嫁は明らかにゲーセンの店員であり友達の超美少女、
Rちゃんのことを言っている。

この記事は最後に

『ゲームに入り浸りの彼は妊娠という
現実は理解できなかったようだ』


などというありがちな文でまとめられてある。

結局こういう記事は決まって
「現実とゲームの区別がつかないオタク」みたいな
典型的ニュアンスで括られてしまう。

僕?人生自身、ゲームみたいなもんでしょ。

…リセットしたい気持ちは山々。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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