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■嫁にばれたら殺される。
2002年03月23日(土)
深夜2時の池袋のマンガ喫茶において、
このサイトの扉絵を描いている
「ななこ」に初めて対面した。

なぜそんなアホな場所で…というと、

メッセンジャーを立ち上げたら、
ななこもオンラインになっており、

「今、池袋のマンガ喫茶にいる。始発までいるつもり」

「そうか、近いじゃないか。じゃあ僕も行く」

ということだったので、速攻。
この身軽さは何よりもこの日嫁がいなかった、
ということによるものが大きい。

…威張ってどうする。

しかし、マンガ喫茶に着いてみると店内のシートはほぼ満席。
みんなイス寝を決め込んでいる…おそらく始発まで。

こんな光景、どこかで見たことがある。
…そう、死体置き場。

「どうすんの?」

とても2人で話すスペースなどなく、ななこが急かすので
近くのファミレスに行ってとりとめもなく話す。

「奥さんの写真ちょうだい。ただしアップで」

「…はい」

「Rちゃんのコスプレの写真もちょうだい」

「…うい」

「××さんの写真もね☆」

「…おい」

途中、隣に座ったデブ黒人に何故かちょこちょこと
ちょっかいを出して来た。

何言ってるのかわからん。

最後にこのデブは僕らに

「コレ、タカインダヨ」

と言いつつ香水をしゅしゅしゅしゅーっと撒いて帰っていった。

「超臭いーーーーーーーー」

奴は何がしたかったのだろうか。

そんな乱入者もあったが、午前5時を回り、ななこが
今にも寝てしまいそうな体制に入ったので帰ることにした。

駅の改札前で別れた。僕は去り行くななこの後ろ姿を見て思った。

…補導されないだろうか。

(そんな感じのかわいい女の子だったので)

家に着いてからが問題だった。
デブ黒人にかけられた香水の匂いが取れないのである。

やだなあ。
また嫁に怪しまれるなあ。

…国帰れ、デブ○グロ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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