家から帰ると何でも布団に放り投げる悪い癖がある。
それが良くなかった。
その日もまずコートを放り投げた後
ネットをぱたぱたやって、さあ寝るかと
布団にもぐり込んだら
背中がごりいいいいぃ。
何か固いものが布団に入ってる。
痛いイタイイタイ。
よく見たらパチンコ球だった。しかも2個。
何故こんなモノが…。
何時の間にか僕が産んだんだろうか。←間違った推理。
おそらくコートのポケットの中に入っていて
布団に放り投げた時に紛れ込んだのだろう。
僕はパチンコはやらない。10年前に飽きた。
すると誰かが僕のポケットに忍び込ませたことになる。
そんなオチャメな悪戯をするのは…
「うん。あたしだよ〜家まで気付かなかったの?ぷ。ニブイ」
ゲーセン店員で僕のお気に入りの超美少女、Rちゃんしかいない。
「すごい痛かったんだぞ」
わめいてもRちゃんは、してやったり、というニヤケ顔をするのみ。
「…で、なんで2個なの?」
「え…?球球だよ」
この子にも僕のオヤジギャグが伝染ってきたのかもしれない。
もう一つの日記へ
今日もアリガトウゴザイマシタ。