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■地獄の子守の夜。
2000年11月20日(月)
昨晩から今夜、ついさっきまで彼女が家に来ていた。
昨日の夜、彼女が寝たのを見計らってネットに繋ぐ。

ここの内容が内容なだけに彼女には見せられないのだ。

しかし1時間ぐらい経ってからもそもそ〜と起きてきた。

「まだネットやってるの?」

「ああ、まあね…」

「一緒に寝てくれないの?」

なんだそりゃ。まるでだだっ子である。

「あたしよりそっちが大事なら続けていいよ…」

拗ねて布団の中に潜り込んでしまった。
そこまで言われたらやめるしかないではないか。
しょうがないのでパソコンを落とし、寝床に入った。

まったくなんで今夜はこんなにグズってるんだか。

「アタシをほっといて他の人とネットやってると思うと…」

顔を布団にもぐり込ませたままモソモソと話す彼女。
僕が答えずにいるとくるりとこちらを向き

「日記に『しょうがないから今夜はネットをやめた』って書くんでしょう?」

…まったくその通りになった。

だんだん言うことが陰険になってきたなあ
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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