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■母が尋ねて三千円(電車賃が)
2000年10月27日(金)
しばらく実家に帰ってない。そのせいか一昨日の夜、
母親から電話がかかってきた。

「日曜日、そっちところへ行くからね」

え〜(ダミ声)めんどくせ〜。

しかし断る理由が咄嗟に思いつかなかったのでOKしてしまった。
母親はたまに息子に会えるのが嬉しいのかホント
堰を切ったように超つまんねーオバサン話を一方的にいつまでもし続ける。

「いやー湯沢さんがガンで入院しちゃってね〜
 まったく典子ちゃんもまだ中学生なのに
 大変だわー。」

「はいはいはい(生返事)、じゃあね。日曜日ね」

ガチャン。無理矢理切った。

…ところで湯沢さんって、誰…。

…とにかく、しばらく顔も出してなかったし、まあいいか…と
考えていたが、ふ…と思い出した。

彼女も日曜日、僕の家に来るのではないか…?

土、日のどちらかは僕の家に来ることになっているのだ。
恐る恐る電話で彼女に聞いてみる。
どうか土曜でありますように…。

「お前、土曜と日曜、どっちに来るんだ?」

「日曜」

がちょーん。

鉢合わせになってしまった。

「あのさあ〜、母さんも来るんだけど、よい?」

「アタシはべつにいいよー」

ということになった。疲れる日曜になりそうだ。
ところで母親がウチに来るとうるさいんである。

部屋に入ると

「何?この汚い部屋は!ちゃんと掃除しなさい!」

と勝手に掃除を始めてしまうし、飯を食ってると

「ちゃんと野菜食べなさい!」

と物心ついてから言われてる事を未だ言ってくるし…。

その点、彼女がウチに来た場合、部屋に入ると

「何?この汚い部屋は!ちゃんと掃除しなさい!」

と勝手に掃除を始めてしまうし、飯を食ってると

「ちゃんと野菜食べなさい!」

と言われるくらいで…

…同じか。

明日はステレオ重低音サラウンド付きで
言われるんだな〜(遠い目)

僕に何かと世話を焼きたがる二人は、結構仲がよい。

はあ。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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