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■ひとつ人よりハゲがある。
2000年09月22日(金)
ハゲビトに気をつけよう。

ハゲビトには陽性、陰性に分かれている。
会社にいたつるピカハゲ丸おじさん、
田口さんは陽性だった。

自分がハゲなのを逆にネタにしている人だった。
頭をぺちぺち叩きながら

「雨が降ってくると人よりも敏感に分かるんだ。ガハハ」

などと言っているので周りの僕らも言いたい放題である。

防災用品でヘルメットを買い揃えなくてはならない時には

「田口さんは天然のヘルメットいつもしてるから買わなくていいよね」

とか

正月開け、会社で早速会った田口さんに

「今年初日の出拝んでなくて」

ポンポンとかしわ手を打つ。
記念写真を撮る時はいつも

「田口さんはフラッシュが乱反射するから入っちゃダメ!」

とからかうのがお約束だった。

それでも田口さんはニヤニヤしながら自分の頭をくりくり
撫でていたりした。いい人だったなあ…。

まだ生きてるけど。

んで、ウチの会社の某お偉いさん。
この人も見事につるっぱげなのだが、陰性に属す。

やはり自分のハゲをネタに時々自虐的なギャグをかますのだが、
この人が田口さんと同じ人種だと思ったら大間違いである。

自分で自分のハゲネタを言うぶんにはいいくせに、
人から「ハゲ」と言われるのは大嫌いなのだ。

こういう人は大変危険だ。
自分で言ってるからこの人にはハゲネタはオープンだ、
なんて勘違いしてからかったりすると一生根に持たれる羽目になる。

噂によると それで出世の道を閉ざされた人がいるとかいないとか…。

なんでこんなことをいきなり書いてるかというと、
友達の一人が妙に薄くなりだしたから。
こいつは陰性だろうか、陽性だろうか?

触れないに越した事はないんだが…

ハゲますくらいならいいかね。
今日もアリガトウゴザイマシタ。

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