15's eyes
- 2003年10月25日(土) やっと気づいた
ようやく休日。
今週は久しぶりに「まいったお手上げ」
というぐらいに忙しかった。
どうして私ばかり忙しくなるんだろう。
そんな思いは、被害妄想で、
勘違い甚だしい。
怒りを覚えるぐらいなら、
仕事なんて手抜きをすればいいのだった。
でも、それができない自分がいる。
どうせやるなら、
結果を出していきたいと、
今の自分は、猛烈に思っているから。
結果を出していくためには、
自分ができることをできるだけしたいって
思っているから。
そんなふうに頑張っていたわけで。
あーばかだ。
一人で旗を振って行進してたよ。私は。
それは、感情的に考えれば、
「忙しさに酔える私」と思っていれば
良かったわけだけど。
それじゃぁいけない。
そんな自分、やだ。
もっと落ち着いて考えていけば、
よりよい結果を出していくためには、
人を頼る、人に任せるということもまた、必要だった。
あぁ、大事なことを忘れるところだった。
それは、子どもの教育と同じ。
子どもは、はじめは何にもできない。
だから子どもにやらせるよりも
さっさと大人がやってしまった方が、
手際が良いし、間違いは少ない。
でも、そんなことばかりしていたら、
子どもはさっぱり成長せずに、
何一つできない、
人任せなヤツに育ってゆく。
いい年してから、
いろいろやらせようと思っても無駄なのだ。
「怠惰な快楽」を覚えている分、
倍の時間がかかるのだ。
大人だって同じだ。
一人でさっさとやってしまえば
楽な作業はいっぱいある。
でも、一人で頑張っていても、
自分がいなければ何一つ進まない、
逆に言えば相手を困らせる状況になってしまうこと
だってあるのだ。
自分が今していることに
どのくらい人を巻き込んで
関わり合っていきながらスムーズに仕事ができるか?
今の私に、課題だなぁ…
どうやら、自分も少しずつ成長してきたんだと思う。
前はそんなことでカケラも悩まなかった。
ううん。
そんな悩みがこの世に存在することさえ気づいていなかった。
ある意味、
何もできない私で、
人に頼らないと生きていけなかったんだと思う。
相手の足をひっぱらないように
追いつくことでいっぱいいっぱいだった。
それが、ちょっとばかり
自分でいろいろ気づけるようになって、
できることが増えてきた分、
さじ加減を間違えて
自分のペースで物事を進めすぎていたんだよ。
きっと、
「相手に頼っていく」大切さを今一度
みつめなおせっていう思し召しなんだ。
気づいたよ。
やっと。