人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2010年04月29日(木) 最期まで、君と共に、

GreeeeNの「愛唄」が、頭の中を流れた。

「歳をとって 声が枯れてきたら
 ずっと 手を握るよ

 ただアリガトウじゃ 伝えきれない
 泣き笑い悲しみ喜びを共に分かち合い生きて行こう」

声が枯れる意味が、嚥下障害なのか構音障害なのか呼吸障害なのかとか色々考えてしまうこともあるけれど、確かに…握ることが出来ない状態になることも多々あるけれど。でも、分かるなあと。

夫婦で支えあっている姿を見ると、たとえ治ることのない病に臥しても、人生捨てたもんじゃない最後の時間ですねと、ホッとして温かい気持ちになる。

そんな夫婦の一例に、ものすごく真剣な顔で「こんなベッドに、ふたりで寝てもいいもんでしょうか」と問われ、思わず微笑んだ。介護ベッドに寄り添うことに、何の異論があろうか。

訪問中、ずっと手を握り合う姿を見ることが、徐々に日常になってきた(最近、何だか増えてきた…)。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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