人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年08月01日(木) 乳幼児健診の風景 〜 うちの子は試されている

勝負じゃないんだって、コレは。

3〜4ヶ月健診と1歳半健診と3歳半健診と、市町村によって少々ばらつきがあっても、大体その年齢で乳幼児健診を行っている。
市に住民票のあるお子さんのいるお家に、案内を出し、受けに来てもらう。

ところで、健診て、別にお子さんを査定する為の場ではありませんよ?

健康に、順調に育っているかを診る為のものです。
首が据わっているのか、物が動くとそれを目で追うか、手合わせできるのか、あやすと笑うかとか。
積み木がうまく積めるか、「ママ」「パパ」「ブーブー」とか言葉が出ているか、「これナイナイしてきて」って指示に従えるかとか。
「お名前なあに?」って自己紹介してもらったり、「自動車どれかな?」って絵カード指差してもらったり、「これは何色?」って答えてもらったり、ジャンプできるか見たりするとか。
全部全部、発達の状態を見ているものであって、「この子は優れている」とかそういうことを見ているのではありません。

でもさ、親としては、気になるようですね。
だけど、健診の為に、近所のお母さん方の情報網で何するか聞いて、絵カードや色カード、積み木の練習してくるのはどうかと。
あのね、もし何らかの『障害』があったら、早めに対処すれば小学校に上がるまでに発達を促すこともできるんだよ。
だからね、子がかわいいのであれば、こちらの目を欺こうとしたりしないで。発する単語数を嘘言ったり、おすわりできないのに出来ると言ったり。

悪いようにはしません。わたしたちを信じて。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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