人生事件  −日々是ストレス:とりとめのない話  【文体が定まっていないのはご愛嬌ということで】

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2002年04月10日(水) 早いもので卒業してからもう6年

最近、思い出に浸ることが多くなった。高校を卒業してからほとんど使っていなかった電車の線で、遠い職場に通い始めたからなのだと思う。電車の中、懐かしい制服を見かけ、自分の高校時代を振り返っては泣きそうになったりもして。

思えば、高校を卒業してから6年経つ。今でも交流があるのは3人で、それでも最近は会う回数どころか、手軽に打てるはずのメールの数までも減りつつある。まあ、主たる原因は面倒くさがりやの私にあるのだが。

小学校よりも中学校よりも、高校時代の思い出の方が鮮烈に記憶に刻み込まれている。脳の発達も成人に近づいていたから、記銘力も想起力もしっかりしていたのだろう。
親友との出会いから、初めてできた彼氏のこと、テストの成績において勝手に敵対心を持ってくれていたUさんのこと、裏庭にいた野良タヌキのこと、女友達のマキに酔っ払ったところでホテルに連れこまれていたゴトウくんのこと、調理実習で米を洗剤でとごうとしたOさんのこと、私を好きになってくれた化学教諭のこと、男子生徒ばかりをかわいがっていた養護教諭のこと、夏みかんをくれた図書館司書さんのこと、現役女生徒と平気でデートをするような社会科教諭とそれを知らずに結婚してしまった大好きだった美人化学教諭のこと、モロモロ。
思い出すと思い出がありすぎて、何に注目して楽しめばいいのか分からなくなり、ランダムにとりとめなく、様々な出来事と思いが頭の中を交錯した。

そして、あの頃と今の自分は変わっていないつもりだったのに、電車の窓に映った自分がひどく疲れた顔つきでいることに気がついた。

・・・今日はパックして寝ようっと。


佐々木奎佐 |手紙はこちら ||日常茶話 2023/1/2




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