虚しい言葉 - 2006年06月29日(木) 言葉には良くも悪くも強大な力がある。 人間は何かを伝えようと思ったら言葉にするしかないのだけれど、 こんなに紡げば紡ぐほど虚しくなるのなら、複雑な言語を持たない他の動物に生まれたかったとぼんやりと。 人の縁が何時、どうやって切れるものなのか、 それを熟知していたら一体どれだけ無口になるんだろうか。 何も言葉にしなかったら何も伝えることは出来ないけれど、 誰かと傷つけ合うことも無いだろうから。 とても虚しくて悲しいのに涙も出ない。 昔とても大切だった人を失った時にはもう出てこなくていいよというくらい出たのに、 泣くことも出来ない程疲れてしまった。 (ちなみに同居人は無関係なので安心してくださいというか何というか何をどう言ったらいいのか) -
|
|