DIARY...camui

 

 

クラウンの脅威 - 2002年05月27日(月)

今日の夕方の事。

私の住処は2階建ての小さいアパートなのですが、お隣が先月あたりに引越しをしたので
清掃業者さんや管理不動産の人がちょくちょく部屋に訪れていました。
「ペット禁止」のアパートで猫2匹を飼っているので、不動産が来るたびに
びくびくしていたのですがなんともまぎらわしい事に巻き込まれてしまいました。
夕方、うちの部屋のまん前に一台の白いクラウンが停まっていました。
なにやらうちをじろじろ見ている…スーツ姿の男性2人。
薄暗くて顔が見えなくて誰だか確認が取れなかったので「まさか不動産の人が
猫飼ってるのに気づいて説教しに来たか?!」と厳戒体制に(笑)。
カーテンを閉め、猫が鳴かないように見張る。
しばらくして、うちのインターホンが鳴った。…来た!!(笑)
誰だ?!不動産がわざわざ猫ごときで直接来るだろうか?新聞の勧誘?
でも新聞屋の営業がクラウン乗るか?いろんなことが頭をかけめぐって緊張MAX。とりあえず
息を殺して居留守(爆)。
出かけたいのに見張られているので外に出れない。怖い…早く去ってくれ。
30分くらい見張られていたでしょうか…やっと白いクラウンが去っていったので
その隙に出かける。コタツ布団とか、掛け布団とかをコインランドリーに
洗濯しに行った。
2時間後。車で帰宅、駐車場に車を入れようと思ったら…そこには白いクラウン!!
時刻は夜9時。こんな時間まで張り込む(?)なんて異常だっ。
同乗していた彼氏とどうするどうすると相談した結果、猫の件で何か言われたら
彼氏の実家が一人暮らしなのでそこの猫をよく預かっているんだ、で言い逃れよう、と
いう事で口裏を合わせるという手段を取る事にした。
こんな時間まで見張ってるなんて不動産の人じゃないよなぁ…誰だか気になって
明日も来られたらまた借金取りに追われてるみたいな気がして嫌だから
話をつけよう!と決意し(笑)、
いざ車を停めて部屋へ。
玄関にチェーンをかけ、もし人が来たら彼氏がチェーンを外さず話をするから、と言うので
私は猫2匹と奥の部屋にこもって静かに待機。猫が鳴いても聞こえないように
テレビを大音量でつけておいた(笑)。
案の定、帰って来たな、と思ったのか夕方のスーツ姿の男性がインターホンを
鳴らしてやって来た。
私は奥の部屋にこもっていたので会話がよく聞こえない。
2〜3分彼氏と話した後、男性は去っていったようだ。
話を終えた彼氏が私の元へ戻って来て、笑った。
「猫の件じゃない。不動産の人じゃない」と言った。
やっぱり?猫ぐらいで張り込みまでしないよねぇ?あーまぎらわしい!
で、何だったの?と聞くとよくわからないが、私がこの部屋に入る前の住人が、
奥さんと別れて行方がわからなくなっているらしく、その別れた奥さんというのを私だと思ってわざわざ千葉からやって来た不動産の人だったらしい。
旦那の居所を知らないか、ということで張り込みしてまで待っていたとか。
…前の住人はヤバイ人なのか?(^_^;)
まぁ、全く関係の無い私には迷惑な話である。
出かけたいのに見張られているという恐怖から大幅に予定を狂わされ、
帰って来た時まで張り込んでるんだもん(^_^;)
向こうからしてみたら、わざわざ千葉から来て今日中に話を聞いて帰りたかったのだと思う。
私も彼氏も緊張しまくったが、猫たちも私達のただならぬ雰囲気を察知して
静かにしていてくれた。
まったくまぎらわしい(怒)。

白いクラウンが怖くなりました(笑)。
借金なんかしてないよな、ヤバイことしてないよな、警察じゃないだろうな、とか
ほんとにいろいろ考えたんだからー(笑)
賃貸アパートは前の住人がらみでも突然知らない人が尋ねてきたりして怖いんだなぁ、と
思った一日でした。
それにしても行方が分からないって…何をやらかしたんだろうね、前の住人は(笑)。


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