2019年01月30日(水) |
すべきこともろくにできずに |
やりたいことという概念が、自分の中にはさほどない。 思考回路が子供のままであるためか、独り立ちという発想がなかった。 人生における夢というものも見たことはない。ただ現実をこなすのみ。
やらなくてはいけないことはある。それは重々承知している。 幼少の頃はおうちのお手伝いを一手に引き受けていた。 誰か一人がやればいいというのが母の考えだったため。
今は、家事負担という点では妹さんがいるため楽になっている。 基本的には母の下僕というスタンスは今なお変わらないが。 愚痴をこぼしつつ家勤めに勤しむ、老いた姉妹である。
一生子供のままの視野しか持たぬまま年を重ね、後は死ぬのみ。 最近はそのように達観している。 それが良いことだとは全く思っていないが、極めて妥当だとは思う。
せめてもう少し料理ができるようになったほうが望ましいのだが。 母が料理できなくなった際の代役として、あまりに心もとない。 まあ、母が他界した後はどうでもよいのだが。お役目御免だし。
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