日々雑感

2018年11月04日(日) 女王と下僕の関係

母の左腕手首近辺に謎の水疱ができた。布がすれると痛いという。
かかりつけの医院に行って処置をしていただき、とりあえずひと段落。
だが、母は腕が痛いので何もできないと仰せられる。
で、週末の食事を私が調理することと相成った。
献立は、食材の在庫を鑑みて母が決定。
言われたとおりに材料を刻み味付けをするのは実に楽しくない。
食べられる程度のものはできたのでまあいいが。
汁物が辛かったな。それは申し訳ない。
母は言う。自分が死んだ後に備えて、料理はできるようにしておけと。
自分は思う。料理に関して、やる気を削いでくれたのは母なのだがな。
まあそれは言い訳に過ぎないが。
「二日間やってみて大変だったでしょう?」
こう言われて返す言葉がない。悪うござんしたね。
いわゆる自分上げに帰結するからなあ、母のすべての発言は。
私は偉い、私をほめろ、私が一番。
これとつきあう娘たちは大変だ。特に妹さん。
娘たちの気力を吸い上げて、母は元気に咲きほこる。


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