日々雑感

2018年05月15日(火) 急逝

夜中に父が咳をしている。3時半くらいに目が覚め、その後うとうとしていたのだが、その間ずっと。タンでも絡んだのだろうと無視。朝方に母が様子を見に来た。自分はそのまま出勤。
昼休みに連絡をよこせと言われていたのを忘れ、夕方に家に電話。すると妹さんが、父はかかりつけの医院に連れていかれたという。電話を終えて自分の机に戻ると、母から電話が。父が入院するという。なんでも、肺炎と心臓の合併症らしい。職場から直接病院へ向かい、母とともに医師の説明を聞く。まず、心筋梗塞があったらしい。1日か2日前に。それは左冠動脈の太い辺りだという。心臓の壊死が進んでしまい、腎臓の機能が下がり、肺に水がたまったのだと。つまりは予断を許さない状態。
父は指先に付けられた検査用の機械が気になって外そうとする。それを止める我々。顔には酸素マスク。痛々しい。状態が落ち着いたので、母とともに帰宅。すると妹さんが、病院からの伝言を預かっていた。呼吸と脈が弱まっているから、病院まで来てくれと。母は言う。もう別れは済ませたからいいのだと。で、私と妹さんが病院へ。
父は静かに横になっていた。壁際には、心拍数の数値が0になった機器。間に合わなかった。一人にしてすまなかったね。先生が言うには、トイレに行こうとして動いたら、その後急激に数値が低くなったそうだ。
あっけなくもあるが、あまり苦しまなくて良かったという気持ちもある。80までは生きるだろうと思っていたのだが。もういないのだな、というのが現在の実感。
色々とあったが、今はもういい。どうぞ安らかに。


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