キャラメルボックス「俺たちは志士じゃない」を観に行く。 今回は3回目の上演にして、外部に演出を依頼したそうで。 それに応じて、脚本も大幅に書き直しをしたそうだ。 再演ではなくリメイクだと、パンフに書いてあった。
それは、セットからして一目瞭然だった。普段とコンセプトが違う。 やけにしっかり作りこんだ、土蔵と納屋と庭先の風景。 どう展開するのかと思ったら、そのまま押し切った。転換一切無し。 やけに新鮮な光景だった。
普段と色合いを異にするゆったりしたテンポで織り成されはするが、 芯のテーマそのものは普段のキャラメルボックスと同じ。 そのギャップがストーリーに新たなメリハリを生み出したように思う。 厠や色事など、普段書かない下世話ネタも登場。偉いぞ脚本家。
今日の本 少年サンデー
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