残業疲れと宴会疲れがあいまって、ひなが一日だらだらと家の中で過ごす。録画してもらった大食い選手権のビデオを見る。あえて新世代に的を絞った選択は正しいと思う。人が大量に食べるのを見ているだけで妙な爽快感を覚えるのは、不思議なことではある。日中の埋め合わせに、夕食作りと母の散歩の付き添いを命じられる。春になったから散歩を復活したいのに、私の残業のせいで行かれやしないとの恨み言付き。…妻を持つ男性の気持ちが、なんとなく分かるような気がする。