| 2005年03月11日(金) |
携帯電話という名のエゴ |
キャラメルボックス「TRUTH」を観に行く。 上川氏出演のせいか、客席は、普段よりこころもちご年配のご婦人が 目立っていた。 そのせいけどうか、前説での「携帯電話の電源を切れ」というお願いも 普段よりかなり丁寧かつ真摯であった。 にも関わらず、上演中に着メロ1回バイブ1回ほど聞き取れてしまった。 同じ客として、これはかなり悲しかった。 人の言うことくらいちゃんと聞けや。
劇自体は、初演時より静かな印象を受けた。 その分哀しみが深く伝わってきたように思う。 主要キャスト3人が初演時と同じというせいもあろう。
時代劇なので殺陣もふんだんにとりいれられているが、 動きが実に自然。アクションめいてないとでもいうか。 着物姿での動きが板についていて、時代劇としての リアリティを増していた。
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