2003年01月05日(日) |
見上げる空に希望はない |
当日券で、某公演を見に行く。 会場で整理番号をもらった後、発売までの1時間強を 一人新宿御苑で過ごす。
よく晴れた空。松の内のせいか季節のせいか、はたまた昼前という 時間のせいか、人影はまばら。 ベンチに腰掛け、ボーッと今後のことなど考えてみた。
いずれ両親を養い、介護し、やがては看取り。 家事手伝いという名の無職である、妹の面倒も見なければ。
自分自身はどうしたいのかが、すっぽりと抜け落ちていた。 頭にあるのは義務ばかり。 子供の頃から覚悟していたこととはいえ、この年になると、 さすがに我が人生の空虚さに気づいてくる。
だから、孤独な人生の先達であるアーティスト(つまりアルフィー) の歌詞にすがってしまうのであろう。 「誰にも負けない力 孤独のエネルギー」と言いきってくれる人を 他には知らない。 生まれるのがあと10年か15年遅かったら、 きっと浜崎あゆみにはまっていたことだろう。
思考回路がこんな調子なので、せっかくの新作公演だったのに、 なんだか印象が薄い。のりきれなかったというか。 それが、ちょっと悲しい。
年末に「テンションが低くて先が思いやられる」と書いたが、 ほんとにダメな年末年始であった。 まあ、普段も大差無いわけだが(笑) 2ちゃんねるのメンタルヘルス板と人生相談板を覗きに行ったら なんか安らげた。こんなんで明日から勤務…。ああ。
今日の本 関西版ぴあ、日経エンタテインメント、ウール100% 今日のチケット ラーメンズ「ATOM」
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