本屋で、見なれないマタニティ雑誌を見かけた。
一見ファッション雑誌のよう。トップ記事は「辛口のマタニティ」。
妊娠ごときでファッション傾向を変えないという美学の提案であろうか？
手にとってないので不明だが。

『もし、妊娠したら？』ふとそんな言葉が頭をよぎった。
『急いで死ななくちゃ』ほぼ即答。殺伐すぎる。

もともと自分のことは嫌いなので、子供は要らない。
遺伝子の継承という点でも、自分の分身ができるという点でも。
人間的に未熟ゆえ、自分と別の人格に対して責任を負える保証もない。
母性愛よりも、児童虐待にいたる心理のほうが想像つけやすいし。
だから『急いで…』という結論に至ったと思われる。
単純に現在の心理状態の反映ともいえるが。

上記の自問自答では、妊娠に至るまでの背景はいっさい想定していない。
この辺も完璧にダメ人間ですね。
愛という概念は「自己犠牲」とセットだと思ってるからなあ。
男女の情愛？そんなもん分からん。


今日の本　　さわの文具店、まんがタイムナチュラル
今日の古本　　身の上相談実例集