Oyumi's Diary

2005年08月15日(月) 「土の中の子供」

芥川賞受賞作品 「土の中の子供」(中村文則著)を読んだ

冒頭から暗いし 悲惨な内容

幼い頃両親に捨てられ 預けられた里親には虐待を受け続け 

ついには 山奥の土の中に生き埋めにされそうになる主人公

生きる意味を見つけられない(見つけるために) 彼は常に破壊的な行動を繰り返す


嫌だなぁ と思い 「白湯子」って彼女の名前はなんだよと突っ込み

死産したからって不感症にはならないだろう 彼が下手なんじゃない

なんて勝手に思いながらも

どんどん読み進んで 一気に読み終えてしまった

と言うことは やっぱりすばらしい作品ってことなんだろうか


次は 文中に出てきた カフカの『城』でも読んでみるかな






↑エンピツ投票ボタン

My追加


 < 過去  INDEX  未来 >


おゆみ [MAIL] [P-DIARY] [BBS]

My追加