Oyumi's Diary

2003年11月22日(土) 友の死

休日の朝に 夫の携帯電話が鳴るのは不吉な知らせ

会社からの場合、仕事にトラブルが発生 SOSの電話

義母からの場合も、トラブル発生 直ぐ来てコール

だから 今日もまたそんな電話だろうと思っていた

「もしもし 〇〇です おはようございます
 はい はい エッ(絶句)・・・
 わかりました」


隣の部屋から聞こえてきた電話の声の様子から 

ただならぬ事態が起きた事は想像できた

「おゆみちゃん Hさん 死んじゃったよぉぉぉ」

夫と四半世紀いっしょにいるが 号泣する姿を初めて見た

先輩の死のショックと 夫の姿が見て 二重の悲しみが私を襲った

夫は 涙もろい

哀しいドラマを見たり、スポーツの感動的な場面を見ると誰よりも先にウルウルしてしまう

子供達の発表会や運動会の活躍を見て 感動でウルウルくる人ではあるが

声を出して 泣くなどという姿は初めて見た

Hさんは 会社の先輩でもう20年来の付き合いである

お互い その会社は退職しているがその後も 公私ともにお付き合いしていた

夫が 信頼できる数少ない友人のひとりだった

今年の春に リンパ腺が腫れてしまったと緊急入院

その後 白血病であることが判明 お兄さんから骨髄移植したのが1ヶ月前のこと

素人考えで 移植したからこれで大丈夫と思っていた矢先の出来事

移植前に Hさんが夫に弱音をはいた

「今まで 辛い治療を頑張ってきたのに 移植するともっと大変らしい
 
 これ以上 我慢できるかな・・・」

家族の為にも 一生懸命我慢して治療続けていたのに・・・

本当に 良い人ほど先に逝ってしまうのね

主人のいなくなった Hさんの家族 会社のことを思うと本当にお気の毒だし哀しいが

それ以上に すごいショックを受けている夫が とても心配である

働き盛りのみなさん 健康にはくれぐれもご用心してください

奥様方は 旦那様の体調に注意してあげてください

Hさんの ご冥福をお祈り申し上げます


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