Oyumi's Diary

2003年01月13日(月) サラ金のお仕事

今日は成人の日
成人を迎えられたみなさん おめでとうございます
20歳まで 育てられた親御さん ご苦労様&おめでとうございます

ハッピーマンデーの導入で 1月の第二月曜日になった成人の日
なんか なじめない
1月15日の方が 覚えやすくていいのになぁ

◇◆◇◆
もう20年くらい前のサラ金のことなので
今の貸付条件とは異なるかもしれませんが
当時の最高貸付金額は50万円でした

先輩(と言っても 高卒の新入社員なので年下)のWちゃんに
業務内容など一通り教えてもらい まずは一緒に接客してみる
*こんな簡単に窓口に出ていいのかな?

お客様が来店されるとまずは申込書を記入してもらう

1、住所・氏名・電話番号
*当時は 携帯なんてなかったから 家電話がないとマイナスポイント

2、勤務先名・住所・電話番号

そして本人確認できるものを提出してもらう
一番いいのは 自動車免許証のように写真がついているもの
社員証 パスポートなども可
これらは コピーを取らせてもらう

ここまで読んでお分かりのように カード会社やレンタルビデオの会員証を作るのと大差ない

しかし ここから貸付限度額に差が出てくる

全部記入してもらうと 勤務先に在籍確認させていただく
本人の目の前で もちろん会社名など名乗らず
「〇〇さん お願いします」と電話する

「〇〇は 只今外出しております」

これで 確認OK

申し込み書と免許証などをもって店長に決済をもらい
このお客様の限度額は50万円に確定する

初めてのお客様でも 上場企業や公務員などの場合は
たとて10万円借りたいだけの人にも
50万円まで借りられるんですよ〜〜って天使の声で借金地獄に誘う

でも はっきり言ってこんなにしっかり確認出来るような人は
滅多にサラ金になどには来ない

だいたいは 仕事先に連絡が取れなかったり
アルバイトだったり
外国籍だったり
本人確認できなかったり。。。
来客される方の半分はお断りしていた気がする

人間1度楽にお金が手に入ると
その誘惑には勝てないのか リピーターがとても多かった

限度額以上は お貸しできないが
少し返済すると また限度額まで借りに来る
こういった事を 他のサラ金でも繰り返していて
ブラックリストに載ってしまう人も多い

現在は 窓口にも行かずにネットやキャッシュコーナーで
簡単にお金が借りられる

コマーシャルなどでも 困った時にはサラ金みたいな
安易なこと言ってるけど そんな誘いには乗らないで欲しい

返せなくなると 「債務者」と呼ばれ怖〜い取立てが待っている
そういった債務者からの電話は 必ず高橋さんにかかってきた
しかし うちの支店には高橋さんはいなかったのである。。。







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