Oyumi's Diary

2002年08月13日(火) 「産まなければ 良かった。。。」

お盆になると、普段は会わない親戚の人と顔を合わせる。
父、母とも兄弟が多いので、親戚の数も いとこの数も多い、

母は、8人兄弟の長女で、一番したの妹とは16歳も離れている。
この妹とは、私のほうが年が近い(9歳違い)

そんなわけで、私のいとこは同じ年から小学校3年生までと幅広い
自分の子供より小さなこのいとこが 今とても心配だ。

このいとこは、母の弟の娘 みさちゃん(偽名)
みさちゃんの母親が問題である。

彼女はまだみさちゃんが1歳になる前に、育児ノイローゼになり
少しの間、育児放棄した過去がある。
完璧主義なのか、育児書どおりにならないことにいらだち
まわりのちょっとした言葉
「〇ヶ月の割には ちいさいね」「ミルクの飲みが少ないね」などに
酷く傷ついていた。

その後は、回復して平凡に暮らしているのかと思っていた。

ところが、彼女は子育てを放棄しているとしか思えない生活をしている。
まず 朝は起きない。もちろん 朝ごはんは作らない。
みさちゃんは、自分でパンなどを食べて行くのだが
起こしてもらえないので、遅刻する事も度々ある。

そうなると、学校に行くのがいやになり、休みがちになる。

自分の趣味を優先する母親は、しょっちゅう外出していて(ちょっと胸が痛む)
本当に、みさちゃんには何もしてくれない。
お酒を飲んでは、怒鳴り散らす。

そんな彼女を、夫である母の弟は叱る。
そうすると、彼女は
「お前のせいで 怒られた」と みさちゃんに八つ当たりする

そして、もっとひどい言葉を投げかけた
「お前なんか 産まなければよかった。。。」

この話を、みさちゃんから ポツリポツリと聞かされたとき
この少女の小さな胸に残る傷を考えると 怒りに震えた。

今、とっても可愛い笑顔で明るいみさちゃん
こんな事を言われながらも 母をかばうみさちゃん

「私が いけない子だから・・・」そう言って涙ぐむみさちゃんを
私は ギュッと抱きしめて
「そんなことないよ みさちゃんは とってもいい子だよ」
と言う事しか出来なかった。

親に愛されない子供、親の過剰な愛が重すぎると感じる子供
親がしっかりしないと 子供の未来は暗い。








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