夏の全国高校野球選手権が甲子園で開幕した。 全国から49代表が優勝旗目指して熱戦を繰り広げる。
遠い昔、まだ中学生の頃は高校野球が大好きだった。 定岡、原、江川の活躍をテレビの前で熱心に観戦したものだった。
高校野球は、どんなにアウトになるような凡打でも 一生懸命一塁まで走る。時には無駄とも思われるヘッドスライディング。
スリーアウトチェンジの時 外野手はもちろん、内野手、投手も全速力でベンチに戻ってくる。
プロ野球のような上手さはないかもしれないが 一球ごとに一生懸命努力してる姿に みんな心を打たれるのだろう。
我が家のベランダからは、某N大〇高のグランドが見える。 毎日、毎日朝から夕方まで練習をしている。
いつも東京予選の準々決勝くらいまでは勝ち進むのだけど ここ数年、代表になることはない。
春に新入生が入部すると、真新しいユニフォームがとてもまぶしい。 グランドに整列して自分の目標を大声で叫ぶのも恒例のこと。
学校の授業が終わると、レギュラー陣はバスでグランドにやってくる 補欠や新入部員は電車と徒歩で集まってくる。 毎日、うちの裏の道を通る。
この道の歩き方で、今年はいいチームかそうでないかがわかる。 道一杯に並んで歩いたり、物を食べながら歩いたり だらだらしていると たいがい 予選の2回戦くらいで負けてしまう。
普段の生活がちゃんとしていないと、やはり野球もだめなようだ。
今年も、残念ながら4回戦くらいで負けてしまった。 そして、次の日からまた春を目指して練習が始まった。
休みの日も朝早くから、イッチニ イッチニと号令をかけ うるさいなぁ〜って思うこともあるけれど いつの日か、グランドで大声で練習している校歌を 甲子園のグランドで歌える日が来ることを願ってます。
|