2002年07月05日(金) |
涙はみせない・・・嫁姑戦争(2) |
ジメジメ、ジドジド蒸し暑くて梅雨はいやですね。 我が家のワンちゃんはとても暑さに弱くてグデ〜っとしています。 食中毒には注意しましょうね。 独身の1人暮らしの方は、万年床にカビがはえませんように。。。
さて、嫁姑戦争 第2回は「席がない」 *1回目に題がなかったな(苦笑)
お義母さんの度重なるいじめや、小姑たちの嫌がらせも 可愛い子供達の世話に明け暮れることで恵さんは耐えてきた。
特に2番目の姉は、自分の子供が病気で亡くなったり、死産だったりしたので 特に幸せそうな恵さんには辛く当たった。
余談だが、わたしはこの次姉にあったことがあるが 顔にはその人の性格が表れるというが、本当に近寄りがたい険しい顔だった。 もっとはっきり言えば いじわるばあさんって感じ。
そんな恵さん一家の男の子達が2,4,6歳になったときのこと 珍しく義父母が箱根の旅行に誘ってくれた。 長姉家族も一緒だと聞いて、恵さんは不安を抱きながらも旅行に出かけた。
芦ノ湖で昼食を食べる際も、お金を払ってくれる義母の手前 メニューの中でも1番安いスパゲティとコーヒーを頼んだ。 ランチセットの豪華な食事をしながら義母が一言
「こういうところのスパゲティって高いのね〜〜 あら コーヒーも。。。」
宿に着いたとき、恵さんは一家だけの部屋だったので少し安心した。 さぁ 疲れを取るタメに温泉に行こうとしたとき、 義母が
「恵さん お風呂に行くからこのカバン見ていてね」
みんなが入り終わったあと、お風呂に入った恵さんはのんびり1人でかえってよかったわ と恵さんの性格らしく明るく前向きに考えた。
お風呂から戻ると、すでに夕飯のためにみんなは大広間に行っていた。 上座から義父母が座り、順番に座っているみんなの前には美味しそうなご馳走のお膳が並んでいた。 子供達もお膳の前にちょこんと座っていた ところが、 恵さんの分のお膳どころか座る座布団もなかった。。。
義兄が「恵さんのお膳がありませんね?」と言うと、義母が
「子供達はどうせ残すのだから、それを食べればいいのよ」
と誰にも何も言わせないといった態度でぴしゃりと言い放った。
これは 後に義母が亡くなったお葬式の時も、義父、ご主人、姉達が並びその後に親族が座ってしまい、恵さんの席がなかったという信じられない話につながる。
恵さんはみんなが美味しそうに食べてる時の惨めさ 子供の残したものを集めて食べた悔しさ 今までのいじめとしか思えない行動を色々思い出すと悔しくて、悔しくて でも、絶対あの人たちの前では涙は見せない、負けないと心に誓った。
義父母達と別れてから車の中で、東京に帰るまで恵さんは泣き続けた。。。
恵さんは、自分に対するいじめには耐えられたが どうしても許せない出来事があった。
それは 次回に
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