2002年06月12日(水) |
迷子の迷子の子猫ちゃん♪ |
ピンポンパンポ〜〜〜ン 「迷子のお知らせを致します」
デパートに行くと良くこの放送を耳にしますよね。 今日は、迷子の話です。
1、私の場合
かれこれ数十年前数年前の5歳の時 母に連れられて初めて新宿の三越デパートに行ったとき 東京の田舎モンの私は、あまりの人の多さにビックリした。
こんな人ごみに出た事がなかったので油断していた私は エスカレーターのところで母とはぐれてしまった。
どうしよう 捨てられたのかもしれない(涙) なんてことは全然思わず、ただ雪山で遭難した人のように 動き回ってはダメだと本能で思い その場で、母をじっと待っていた。
母がどの時点で私とはぐれてしまったのに気がついたのか知らないが 慌てて走りながら戻って来た母が 目に涙を一杯ためているのが とても不思議に思えた記憶がある。
2、娘の場合
娘はパパが大好きでちょっとした買い物でも主人と良く二人で出かけた。 パパの方が、途中でアイスクリームを買ってくれたり おもちゃを買ってくれるからということもあるが・・・
そんなある日、いつものように屋上の遊園地目当てに 主人と出かけた娘は、店内で迷子になってしまった。 たしかまだ幼稚園に入園前だったが しっかりものの娘は そばにいた店員さんに
「すいません。パパが迷子になっちゃって」
と一言言ったそうです。 その時の店内放送は
「おゆみパパさん せりかちゃんがお待ちですので、サービスカウンターまでおこし下さい」 だったそうです(爆)
3、息子の場合
大阪の一番の繁華街 梅田の駅から動く歩道で阪急デパートに向かっていた 日曜日の昼下がり 久しぶりの親子4人でお買い物 すごい人の波に流されるように歩いていた。
デパートの手前のお店に娘が入りたがり そのお店の前で娘を3人で待っていた。 そして、出てきた娘と4人でまた歩き出したつもりだった。 いつもならちゃんと手をつないでいるのに 何故かその日に限って つないでいなかった。
ふと 見ると息子がいない。 大勢の人の中、小さな子供の姿は見えるわけもなく 大声で叫んでも、それはむなしく響くだけ ガクガクと震える私を心配そうに見つめる娘
主人がどうすることも出来ないので、 とりあえず交番に行ってくると走り出した。
主人が戻るまでの時間が、とても長く感じられた。 1分が10分にも1時間にも感じられた。 考えるのは悪い事ばかり 誘拐されていたら(貧しい家庭だってわからなかったのかしら?) 事故にあったら 自分を責めることしか出来なかった。
息子は、一人になってしまい振り向いても私たちが見えないので とりあえずデパートに入り、お店の人に、名前と迷子であることを告げた。 そして、デパート側は店内放送と交番に連絡してくれていた。
息子の姿を見た時、こぼれ落ちる涙もかまわずギュッと抱きしめた 「ごめんね ママが手をつないでなくてごめんね」
私が迷子になった時の母の気持ちが痛いほどわかった。
5歳の息子のとても冷静な行動に助けられた、至らない母でした。
*本日のWカップ 只今 ベッカムのイングランドが戦っています。 頑張れ〜〜
しかし、今回のWカップは12番目の選手のようにゴールポストに当たってシュートが入らないことが多いなぁ。
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