日本全国Ｗカップに浮かれている今
遠いフランスではテニスの全仏オープンが開催されてます。
知ってましたか？？

サンプラスもアガシも負けちゃったし、女子はヒンギス出てないし
カプリアティも昨日負けてしまってビーナス姉妹で決勝を戦うことになりました。

はっきり言って、テニス大好きな私でも興味がわきません。

どんなスポーツの世界でも、強すぎる人って世の中の人に好かれない傾向がある。
昔、大相撲の北の湖がすごく強くて、横綱らしい力強さだったのに
そのふてぶてしいような態度が、人気に結びつかなかった。

判官びいきという言葉があるように、何故か弱い方、負けてる方を応援する。
先日のＷカップのフランス戦も、アンリの退場で10人と不利になったところから
会場が一斉にフランスサポーターになっていった気がする。

だからという訳でもないけど、テニスのビーナス姉妹は、とても女と思えない
パワフルなテニスをするので、私は好きになれない。
自分がプレーする時に、いいイメージを想像すると良いといわれるが
ビーナス姉妹のプレーは、どう想像してもとても打てるようなショットではないので、まったく参考にならない。
それと、マナーを重んじるテニスなのにプレー態度が悪く、試合後の握手をしなかったり、審判に抗議したりするのも好きになれない理由だ。


マナーといえば、私たちのテニスの試合はセルフジャッジだ。
テニスはライン上にボールがどんなにちょっとでもかかっていればインである。
しかし、ジャッジの汚い人は、半分のっていてもアウトコールをする。
こういう人は、自然と噂が広がって、何処の試合会場に行っても
「あのペアはジャッジが汚いから気をつけて」と囁かれてしまう。

ある試合で、汚いジャッジペアが優勝した。
上手だったからというより、相手ペアが汚いジャッジに切れてしまったから勝てたようなものだった。
優勝商品は、商品券だった。
すると、みんなが一目おく人が一言

「それで、もっとよく見える老眼鏡買いなさい」

みんなが心の中で　拍手する音が聞こえた（笑）