Oyumi's Diary

2002年04月06日(土) 好きやねん 大阪♪(その1)

プロ野球が開幕しましたね。
私にとっては嫌な季節の始まりです。

野球放送が始まると、お気に入りの番組が中止になり、
野球放送延長の為、次の見たい番組の開始が遅れる。
ビデオ予約なんかしていた日にゃ 最悪です。
初めのいい場面と、終わりのいい場面が途切れてしまうのですから。

そんなプロ野球 開幕から阪神タイガースが6連勝。
さすが センちゃん。星野監督の気合がいいんでしょうかね。
今までやる気なさそうにプレーしていた阪神選手が
怒鳴られるのが嫌なのか きびきびプレーしてるように見えます。
大阪では、にわかタイガースファンが日々増えていることでしょう。

タイガースが優勝した年
掛布、バース、岡田が巨人の槙原投手から3連続ホームランを打って
優勝を決めた年(すいません この頃は野球よく見てました(^^ゞ)
私は、初めての子供を産み、初めて東京を離れ大阪で暮らしていました。

5月29日に待望の女の子を産み、幸せの絶頂にいた私は、
3日後、主人から奈落のそこへ突き落とされるような事を聞かされた。


「7月から、大阪に転勤だって」


東京から離れた事のない私にとって
大阪はテレビでみたことがあるだけの町で
京都や神戸には旅行で行ったことがあるけれど
大阪は素通りしてしまう街でした。

大阪の箕面という山に近い自然の多い所にマンションを借りました。
イメージ的に新大阪より北の方がいいと思ったので。。。
大阪の人が、東京の人の早口が怖い言うのを聞いた事があるが、
私はコテコテの大阪弁に恐怖を感じていたのと、
893の方々が多いイメージもあったので、
南のほうは避けて、新興住宅地の北摂地区を選んだ。

初めての子育てを誰も知らない、頼る人のない場所で
始めなければならなかったので、不安がいっぱいだった。
でも、逆に子供がいたことで、ご近所の方ともすぐ親しくなれ、
怖いと思った大阪弁がとても優しく、親しみやすく感じられていった。

ただ、言葉の違いには戸惑った。
相手のことを『自分』と言われるので、
「自分 どこからきたん?」って言われても私に聞いてるのかわからなかったり、
お友達の家で、「この本 なおしといて」と言われ
どこが悪いのか見てしまって、片付ける意味だとは知らなかった。
マクドナルドが「マクド」って言うのも今では全国区だけど可笑しかった。

TVのチャンネルが違うのも新鮮な驚きだった。
私にとって生まれてからずっとNHKは「1」だったのに
大阪では「2」チャンネル。
CMも関西バージョンはかなり笑えるものが多かった気がする。

さすが吉本興業が仕切る町だけあって、普通のおばちゃん、主婦でさえ
普段の会話につっこみ&ぼけが自然と入っている。
清楚な人妻の私の奥の方にあるお笑いの血が、ふつふつと湧き上がるのに時間はかからなかった(笑)

大阪で鍛えられたものは、お笑いの心ともうひとつ運転技術。
18歳で免許を取ってから、普通に運転してました。
ところが、大阪は黄色は進め、赤は注意して進めって言うくらい
とっても怖いです。黄色でちゃんと止まろうものなら
後ろの車は追い抜いて行ってしまいます。

高速道路に侵入する時なんて命がけです。
東京のように一台は一台どうぞ みたいなやさしい気持ちはなく
入れるものなら入れって感じで 車間つめまくりです。

こんな事ばかり書くと 関西痴呆地方の方々に怒られそうですが
まだまだ驚いた事はありました。



大好きな大阪の事は一日では書ききれなかった。
ちょっと長くなってしまったので 続きはまた明日












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