一度だけの人生に
ひろ



 まるで世界の終わりであるかのように

だるい。何をしていてもだるい。
やたらに眠い。いくら寝ても、眠い。
そして、目覚めたときが一番辛い。
目覚めたときが一番疲れている。

勉強していても、何をしていても、
「こんなことをしている場合じゃない」と言う
無意味な焦燥感ばかりを感じる。
そしてまた、「今更、何をしたって無意味さ」という
虚無感がまとわりついてはなれない。

何もかも、だるい。世界が薄暗い。

この息苦しさ。耐え難い気だるさが、
このまま一生続くような気がして、眠れない。

2004年06月07日(月)
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