一度だけの人生に
ひろ



 今日この頃

リストカットの痕。
正確にはアームカットの痕。
誰も、面と向かって指摘しないから、
そんなに目立つものじゃないのだろうと、
一人勝手に思っていたけれど、
本当にはみんな、気が付いているのだろう。
親も、友人も、後輩も・・・。

そう思って、思い返してみると、
案外、それとなしに色んなことを言われているのだと
気が付いた。

ある後輩(四年♀)が、
冗談めかして「自殺しないでくださいね。」
とか、やたらに言う。

それとは関係ないが
最近、その子の態度がおかしい。

まただ。お前もか。
おかしい。本当に、不気味なくらいだ。
今年に入って、3人目。
Dさんとの一件から6人目。
どーかしてる。どーかしてる。

「嘘だろう?」と思うでしょう?
僕もそう思う。嘘みたいな現実。
ボーっとしていただけなのに、
一年間で6人から告白されて、
しかも、6人全員ふる(6人目はまだ未決ながら)。

ありえない。そんな話、聞いたことも無い。

のろけ話じゃない。のろけなんて、とんでもない。
その気が無い、
ただの女友達、後輩と思っていた人から
次々と告白されると言うのは、
こう言う言い方は酷いかもしれないが、
本当に並々ならぬ「苦痛」だ。

決して、僕にとって
「どうでも良い人達」では無いのだから、苦痛だ。

「良い友人」「可愛い後輩」なのだから、苦痛だ。

けれども、それ以上では、「決して」ない。
だから付き合えない。付き合う気になれない。
「先」が見えているような気がする。

「女性」としての魅力を感じない以上は
どーしても、恋愛は出来ないような気がする。

2004年05月29日(土)
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