がプレミアに決まったらしい。喜ばしいことだ。高原もドイツで活躍しそうな予感。外国でプレーするサッカー選手が増えてきたのは、W杯効果だろうか。 一方、ブラジル代表しかもキャプテンのカフーが横浜へ、エムボマが東京ヴェだというから、Jリーグもいい傾向だ。両選手とも30歳を超えたとはいえ、レベルは高い。両選手は、それぞれ日本代表の弱点といえるサイドバック、点取り屋だから、いい手本になってくれるだろう。エジムンドも浦和に移籍というからJリーグでプレーすることに変わりない。 取り残されたのが鹿島の柳沢、清水のアレックスだ。とくに柳沢は、どこでもいいから、外国でプレーしてほしいのに残念だ。柳沢の弱点というか壁は、精神面だろう。前にも書いたが、頭がいいのだ。だから、馬鹿になって、言葉を換えれば「本能」で点を取りにいくような、環境が必要なのだ。そこでもまれれば、殻を破る可能性がある。私のイメージでは、欧州ならばポルトガル、南米ならアルゼンチンなんだけど、別に根拠があるわけではない。アレックスは契約問題で気の毒だったが、彼ほどの才能ならば、いずれどこかに決まるだろう。
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