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2002年10月20日(日) 疑問あり、ジーコ采配

新聞報道によると、鹿島の名良橋がリーグ戦を負傷欠場したらしい。その試合をテレビで見ていないけれど、鹿島は負けた。名良橋がジャマイカ戦で痛めたことは間違いない。その試合については前に書いとおり、名良橋の後半の動きは極端に悪かったし、ジャマイカも名良橋のサイドを標的にしていた。素人が、しかもテレビ中継で異常に気づいたのだから、ベンチがわからないわけがない。なぜ、交替させなかったのか。代表監督が、たかだかフレンドリーマッチで負傷した選手を無理やり使い続けたとなれば、リーグ無視、クラブ無視の暴挙である。クラブをなめたとしか思えない。欧州だったら非難されるだろう。そうまでして、勝ちにこだわって勝てなかったのか。ジーコ、功を焦るとはこのことだ。
代表に選ばれるのは確かに選手にとって名誉なことであり、Wカップ出場が選手の価値を高めることは確かだけれど、Wカップまでまだ4年ある。選手も焦ることはないし、中村俊輔の例もあるように、欧州のスカウト網はWカップだけをみているわけではない。
ジーコはリーグ戦重視というけれど、口だけだ。これでは、リーグ戦がWカップのステップになってしまっている。リーグ戦を上位におけとはいわないが、両立、同等の価値をもってほしい。韓日Wカップで生彩を欠いていたフィーゴだが、開幕中のスペインリーグでは生き生きと活躍している。フィーゴの価値観はWカップより、レアルマドリードなのだ。リーグで活躍しなければ、一流とはいわれない。
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U20のアジア大会(正式名称を忘れた)で日本代表はインドに辛勝。危うく引き分けを免れた。インドは善戦というか、動きが速くディフェンスも強い。カウンター攻撃で日本を苦しめ、優勢の時間帯は日本より長かった。
こんないい試合なのに、ひどいのがレフェリー。インドのエルボーを見逃し。ファウルすらとらない。普通なら一発レッドだろう。終了間際のエルボーに今度はイエローを出したけど、これも一発レッドが適正だ。日本ボールがインドボールになったりと、判定は滅茶苦茶。このような現象はU21でもあった。アジアの審判は本当にひどい。これでは国際試合にならない。とにかく日本がリードしているとレフェリーは日本に不利な判定をする。日本に勝たせたくないというのがアジアの審判の共通認識になりつつあるようだ。それだけ日本が強くなったとみるか、なにかほかの理由があるのかわからないが、前者であることを望んでいる。


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