レアルマドリードと日本代表のテストマッチ。フィーゴ、ロベカルは出たが、ジダン、アウルは出ない。 この試合、生中継ではなくって、昨夜の再放送を見た(途中で放棄)。観客席はまばら、おまけにひどい雨でグラウンドコンディションは最悪、レアルは大事な試合を直前に控えた難しいタイミング、一方、日本代表選手には腕試しの舞台としては悪くはない。結果はオフサイドを見落とした副審のミスジャッジで1−0のレアルの勝ち。 総括の難しい試合である。ボクシングでいうならば、ヘッドギアをつけて重いグラブで打ち合う、公開スパーリングのようなものかいな。こういうマッチメークに、どのような興行的意味があるのだろうか。そのあたりの事情はわからない。 日本代表選手にとってはレアルとやったからといって、すぐに実力が上がるわけではない。が、世界のトップクラスと試合をするということは、いい経験になるだろう。 でも、興行的なマッチメークで経験を重ねるなんてのはさびしい限り。世界各国のクラブチームに入って、それぞれの国のリーグ戦で経験を積むしかないのである。少なくとも5人くらいは、セリエA、リーガエスパニヨール、プレミアリーグ、オランダリーグ、ブンデスリーガに行ってほしいものだ。そうなれば、FIFAランキングも自然に上がっているだろう。ベスト16入りのためには、あと20ランクも上げなければいけないのである。
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