職業婦人通信
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2007年06月11日(月) アリかナシか

ツワリのせいなのか感情の起伏が激しく、
つまらないことでハラが立ってたまらない。

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先日書いたとおり、
ハラの赤子は順調に落花生からE.Tへと生育中。

ダンナ君が今回の件を大変喜んでいるので
私は病院に行くとすぐに
診察結果をメールで報告している。

ダンナ君はそのメールを大変心待ちにしているらしく
朝、病院に行く前から
「今日も昼にはメールくれるよね」と念を押す有様であった。

そんな先週末。

ダンナ君の実家を訪問した私は
とある異変に気づいた。

ダンナ君の実家の人々(舅、姑、義妹、義妹の夫)が
みな、私のハラの中の赤子を
「赤さん」と呼ぶのである。
そして、なぜかみんな「赤さん」というたびに
心なしか、クスリと笑うのであった。

赤さん・・・?

そこで私はハタとある事実に思い至った。

先日、私がダンナ君に送った診察経過報告メールで
赤子の様子を「本日の赤さん」と称して送った、ということを。

(新米妊婦の私は
ちょっと「赤ちゃん」っていう言葉が気恥ずかしくて
ダンナ君に送ったメールに「赤さん」なんて書いたのであった。
別に面白くもなんともないと思うのだが・・・)

その事実を勘案すれば答えは簡単。

ダンナ君は、私が彼に送っていた
「本日の赤さんについての報告」メールを
自分の実家に転送しており
それを読んだ実家の舅や姑たちが
「赤さん」というキーワードを使うようになったのだ、
ということであった。

当のメール発信者である私は
そのことを何も知らず、ダンナだけが相手だと思って
この日記以上の駄文をメールにして
絵文字まで多用したあげく
せっせと送っていたのだ。

妻のメールを自分の実家に転送する、という行為は
果たして「アリ」なのか。
私としては「ナシ」だと思うのだが・・・・

激しく憤った私はダンナ君を問い詰めたのだが
ダンナ君の言い分はこんな感じ↓であった。

○ダンナ君の実家には今、重篤な病人がおり、今回の妊娠は数少ないグッドニュースである
○実家の面々はみな、私のメールを大喜びで読んでいる
○「微笑ましく、かつ面白いメール」との評判で、「赤さん」はいまや、実家の流行語に
○実家の人々は、単に嬉しく楽しく読んでいるだけで、ヨメをバカにするつもりは一切ない
○むしろ一連のメールで、「面白いヨメ」との評判が高まり、夫としてハナが高いくらいだ
○勝手にメールを転送したのは悪かったが、皆を喜ばせたのに、なぜそんなに怒るのか、よくわからない

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たしかにダンナ君の実家は、病状の思わしくない人がおり
非常に暗く悲しい状況ではある。

それに多少、明るさを齎せたのであれば
本来、ヨメとして喜ぶべきなのかもしれない。

でも、私はそんな道化役になるのはまっぴらゴメンなんである。
そのために、自分が夫だけに読ませるつもりで書いたメール
(自分の身体の状況などもけっこうセキララに書いていた)を
実家で共有されるのは、やっぱり笑いものにされてるような気がして
どうにも我慢がならない。

それはやはり、心の狭い、自意識過剰なヨメの考え方なんだろーか。


千代子 |MAIL
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