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■ 本田美奈子.さん
昨日ニュースで亡くなられた事を知った。 若くして亡くなられたという事、 そして自分と年齢が一つしか違わない人が 亡くなってしまったという二つでショックだった (勿論、自分の知らない日々のどこかで その二つの事は多く起こっているのだけれど)。
ニュースの中でお医者さんが解説していたように、 白血病って昔より治癒率もグンと上がって、 決して不治の病ではなくなっているよね。 実際、芸能人でも渡辺謙とか吉井怜が闘病して 元気に復帰しているのをテレビで見ていたので、 1月に彼女が白血病で入院したってニュースを見ても しばらくしたら治って復帰するとばかり思っていたもの。
彼女は、晩年はミュージカル出演や クラシックの曲を歌って活躍していたけれど、 私はやはりアイドル時代の彼女が一番印象深い。
多くの人は、アイドル時代の彼女と言えば おヘソ出して腰振って歌ってたのを想像すると思う。 でも私が彼女の歌の中で好きなのは、 デビュー曲『殺意のバカンス』とか サードシングルの『誘惑〜Temptation〜』。 特に『誘惑』は大好きで、カラオケでもよく歌ってた。 彼に対する微妙な女の子の気持ちを すごく上手く歌い上げていたなぁ、って思った。
『マリリン』で売れて以降の彼女は、 (元来の性格もあったのかな)物怖じしない発言で 生意気だとか色々言われてたような覚えがある。 「美奈子はアイドルじゃなくて、アーティスト」とかね。 ↑当時、アーティストと名乗るなら、自分を名前で呼ぶのを やめてからにしろよ、とテレビに一人ツッコんだ私(笑)
それは天狗発言だったけれども、 同じような発言をするアイドルが消えていく中で (一旦は彼女も『消えていた』わけだけど)、その後 彼女は本当にアーティストとして開花したのだった。
アイドルと呼ばれた人が同じ芸能というカテゴリーだけど 全く畑の違う場所で活動していくということは きっと人並み以上の努力があっての事だっただろうなぁ。 さっき言った元来の性格がすごくいい方に生かされたんだね。
好きか嫌いかって聞かれると好きな芸能人では ないんだけど、その努力や気合はすごいと思ってた。
どうやって〆ればいいか、戸惑うな… すごくあたり前な言葉で〆ます、
ご冥福をお祈りいたします。
2005年11月07日(月)
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