なにはなくともテレビジョン。
まあち



 本田美奈子.さん

昨日ニュースで亡くなられた事を知った。
若くして亡くなられたという事、
そして自分と年齢が一つしか違わない人が
亡くなってしまったという二つでショックだった
(勿論、自分の知らない日々のどこかで
 その二つの事は多く起こっているのだけれど)。

ニュースの中でお医者さんが解説していたように、
白血病って昔より治癒率もグンと上がって、
決して不治の病ではなくなっているよね。
実際、芸能人でも渡辺謙とか吉井怜が闘病して
元気に復帰しているのをテレビで見ていたので、
1月に彼女が白血病で入院したってニュースを見ても
しばらくしたら治って復帰するとばかり思っていたもの。



彼女は、晩年はミュージカル出演や
クラシックの曲を歌って活躍していたけれど、
私はやはりアイドル時代の彼女が一番印象深い。

多くの人は、アイドル時代の彼女と言えば
おヘソ出して腰振って歌ってたのを想像すると思う。
でも私が彼女の歌の中で好きなのは、
デビュー曲『殺意のバカンス』とか
サードシングルの『誘惑〜Temptation〜』。
特に『誘惑』は大好きで、カラオケでもよく歌ってた。
彼に対する微妙な女の子の気持ちを
すごく上手く歌い上げていたなぁ、って思った。

『マリリン』で売れて以降の彼女は、
(元来の性格もあったのかな)物怖じしない発言で
生意気だとか色々言われてたような覚えがある。
「美奈子はアイドルじゃなくて、アーティスト」とかね。
↑当時、アーティストと名乗るなら、自分を名前で呼ぶのを
やめてからにしろよ、とテレビに一人ツッコんだ私(笑)

それは天狗発言だったけれども、
同じような発言をするアイドルが消えていく中で
(一旦は彼女も『消えていた』わけだけど)、その後
彼女は本当にアーティストとして開花したのだった。

アイドルと呼ばれた人が同じ芸能というカテゴリーだけど
全く畑の違う場所で活動していくということは
きっと人並み以上の努力があっての事だっただろうなぁ。
さっき言った元来の性格がすごくいい方に生かされたんだね。

好きか嫌いかって聞かれると好きな芸能人では
ないんだけど、その努力や気合はすごいと思ってた。

どうやって〆ればいいか、戸惑うな…
すごくあたり前な言葉で〆ます、

ご冥福をお祈りいたします。






2005年11月07日(月)
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