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■ 変わっていく音楽教育
上の子が小学3年生になり、学校でリコーダーを習うと言う。 「苦手だなぁ」と言うので、『歌えリコーダー』見てみたら?なんて思っていたら、 4月の改編で番組自体が無くなっていた(^^;)4月頭は再放送やってたんだけどね。 まぁ、自分で努力して練習してくれたまえ。っつートコで我が家ネタは終了。
教育テレビの今回の改編で一番驚いたのは『ドレミノテレビ』。 この『ドレミノテレビ』の枠(小学校低学年向け音楽)は私が教育テレビを見始めたときは 『ワンツー・ドン』といういかにも旧態依然の音楽教育!って感じの番組だった。 それが『まちかどドレミ』に変わったとき、すっごい変わったなぁと思ったけど、それ以上。 UAが教育テレビに出る、ってことが驚きだったわけだけど、中身も驚き。 UA(番組内では『ううあ』って名乗ってますね)なんだよね、何歌っても(そりゃそうだ)。 中でも『森のくまさん』が、今まで色んな人が歌っていたものをはるかに越えて、UAワールド。 でも、こういう『森のクマさん』もアリなんだねぇと思わせてくれた。
多分、これからの音楽教育は正しいリズムでちゃんと歌う事とか記号をきちんと覚えることなどよりも、 自分自身がどれだけ音楽を自分のものとして捉えて、音や歌を楽しみ、 それを表現していくかを見る教育に変わっていくのではないのかな。 などと『ドレミノテレビ』を見ながら考えた。
文字通り『音』を『楽しむ』方向で行くのだろう(でもちゃんとした評価は難しそうだね)。
そういえば、そんなことを最近のニュースでも思った。 高校の音楽教科書に尾崎豊や宇多田ヒカルが載るってニュース。 数年後にはきっと『世界に一つだけの花』が、載りそうな気がする・・・。
でも、入り口として身近な歌を取り上げるのは賛成だけど、 日本には色んな種類の音楽があるのだから、身近なものはあくまでもきっかけとして扱って、 色んな音楽を知っていけるようにして貰いたいな。
2003年04月16日(水)
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