妄言読書日記
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2012年09月30日(日) 『最果てアーケード』(小)

【小川洋子 講談社】

アーケードの管理人の女性の視点で、アーケードの店主達やそのお客の生活をそっとのぞき見るような小説。
過去の亡くなった人の思い出なども挿入されて、いつもの静謐な悲しみが漂う小川ワールドでした。
「紙店シスター」のおじさんのエピソードがなんとも切ない。



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