妄言読書日記
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2003年05月23日(金) 『ディプロトドンティア・マクロプス』(小)

【我孫子武丸 講談社文庫】

安孫子氏の本を読むのは初めてで、借りなきゃ一生読まなかったかもしれない。
と、思っていたらこの人まほろ市の住人だから、持ってました。本。まだ読んでないんですけど。

PS版「かまいたちの夜」はやったことがあるのですが、あれは本格推理としては「んー?」でした。
ま、サウンドノベルという形だから、仕方がないんだろうな。色々笑わせてもらったし、いいかな、と思っていたのですが、この人小説も同じ作風なんですね・・・。

ハードボイルド、って後ろに書いてあったんですが、ハードボイルドの幅も広くなったもんだね。

主人公が間抜けなのは安孫子さんの十八番なのですか。
カンガルーが巨大化しようが、主人公が巨大化しようがいいですけど、本格推理作家に名を列ねるなら、最後にひとひねりくらいしてもらいたいものだ。
オチなしかいー!
安孫子氏の本格度は金田一少年レベルとみた。

これなら、「巨大化させてみたかったんじゃない?」って言われてもしょうがない。
キャラも別に特徴的とも思えないですし。

ゲームばっかりやってちゃいけませんよ。安孫子さん。

タイトルが覚えられません。意味、なんだったんでしょう。これ。
と、思ったら氏のサイトで説明されてました。忘れてたって・・・。なら、あとがきに書けよ。二度もチャンスがあったんだから。
「安孫子飯店」で検索すれば見つかりますよ。
小説よりも、サイトの日記の方が面白いかもしれない。



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