妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年05月14日(火) |
『頑張れ!石岡君』(小) |
【優木麥 原書房】
ミタライかむばーーっく!!
叫んでおこうかと思いまして。 早く日本に帰ってきてください。 石岡君はダメダメです。一人だと危なくてしょうがありません。 白痴か、痴呆かってくらいのボケっぷりです。 日本一のプリティー中年です。時々頭こづきたくなるくらいボケです。
最初に目次にさーっと目を通すと、「石岡君、コンビニ店長になる」から始まり、「石岡君、ミステリーシネマに出演する」と続く。そしてさらに進んで、 「石岡君、兄貴と呼ばれる」
兄貴!?
誰もが受であると認める石岡君が、兄貴ですって!? ああ、もうだから、ミタライ早く帰って来いって言ってるのよ。 どこぞで脳の研究なんていいから、身近のミステリーを追求しないと。 石岡和己はなぜこんなに、ボケボケにして愛らしいのか、と。本当に40代なのか、この男は。 それとも、少し距離をおくことで石岡君がどのように変化するのかを観察しているの!? そうか。そうなのかもしれない。
この本では「石岡君、ラジオで相談にのる」が好きでした。
この話しはここでも読めますよ。
しかししかし、いい加減、原作者島田荘司氏本人のミタライさんと石岡君が読みたいですよ…。 島田さん監修とかそういうんじゃなくてね。 もう、最近の知った人は、いったいミタライと石岡君ってのは誰のどの作品のキャラなんだかわからないんじゃないだろうか。
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