妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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2002年03月26日(火) |
『この方法で生きのびろ!』(他) |
【ジョシュア・ペイピン デビッド・ボーゲニクト 訳:倉骨彰 草思社】
珍しく小説ではない。 笑いつつ、納得しつつ読む本。 あらゆる最悪かつ極限状態に遭遇した時にどう乗り切るのか。 そんな状況ないよ、って馬鹿にしちゃあいけません。 いつ何時窮地に陥るかわかりません。 流砂にはまったり、車ごと海に飛び込むことがないとも言い切れないのです。
「キーなしで車のロックを開けるとき」 「脚を骨折したとき」 「大地震に遭遇したとき」
なんて項目は、ありえそうだなと思う。 が、いやそれはいくらなんでも…という状況の方が多い。
「車でスピンターンをする時」 →車が完全にターンしたら、アクセルを踏み、走り去る。 誰に追われているのか。 同じく「車に自分の車をぶつけて突破するとき」など。 どちらかというと、悪用されそう。
第二章、「サメが向かってきたとき」、「クマに襲われたとき」、あたりはないとも言い切れないが、「剣で戦わねばならないとき」、てどんなときなの?
「走る列車の屋根を移動するとき」などが本当にあるのかどうか。映画ではよく見ますが…。 じぐざぐに移動するのがよいそうです。
「小包爆弾が送られてきたとき」 送られないと思います。普通に生きていたら。
他にも、映画の主人公が遭遇しそう、あるいは映画のワンシーンのような最悪状態を切り抜ける方法が色々。 そんな状況ないよ、と思いつつついつい真剣に読んでしまう。
しかし、「飛行機を着地させるとき」は読んでも無理。 飛行機の操縦難しいです。
イラストがまた、なんだか笑える。 「クーガーに襲われたとき」「キラービーに襲われたとき」「雪崩に巻き込まれたとき」のイラストがこと。 ここに載せようと思ったけれど、うまくスキャンできなかったから、書店で確認してみて下さいまし。
この本、全米ベストセラーらしい。 アメリカはさすがに日本よりは危険がいっぱい?
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