My eternal home
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先日のツアー写真をプリントアウトして実家に送ったら、 お礼の電話を掛けて来た母から 意外な話を聞いたので、書き留めておきたい。
実は私にはもう一つの名前があったという。 呼び方は全く同じなのだが、出生届けを提出の際、 それは当時、名前に使う漢字としては 認めてもらえないものだったらしく、 考え直すことになったそうだ。 今の時代ならバンバン使われてるんだけどね〜。
役所に届けを出しに行ったのは 祖父(母の父親)とのことだったが、 わざわざ戻って来てくれて、 愛情に満ちた良いおじいちゃんだなぁと思う。
その昔、“頼まれた漢字が思い出せず、 浮かんだ名前を勝手に(届けに)書かれてしまい、 こんな名前になりましたぁ”なんて 笑っては失礼だけど、笑っちゃうような話を 聞いたことがあるので、 律儀なおじいちゃんで助かったよ。
この祖父は私が幼い頃に他界してしまったので、 記憶には殆ど無いのだが、 きっと優しかったんだろうな…。
それにしても、この年になって 生まれて初めて聞いたもう一つの名前。 もしこれを付けてもらっていたら、 私の人生も少しは変わっていたかなぁ。 何だか不思議な気分。
しかし、今頃になって、この話。 もっと前に教えてくれても良かったじゃん。 何でも...母は、写真の差出人である 私の名前を見て急に思い出したのだそうで。 まぁ、親に手紙なんて〜そうは出さないからね。 けど、貴重な話が聞けて良かった、うん。
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