佐々木咲 |
FROM AUSTRIA |
今までうみちゃんが数々の美系男役の相手役をしてきたことを喜ばしく、誇らしく思っていたのですが、そんな自分を恥じた。 うみちゃんは、ひとりで大階段を降りられる役者なのだ。 退団でも、組替えでもない。なんの温情もなしよ??それで研9の娘役がひとりでパレード階段を降りる。 うみちゃんはスター。 たまきの母親役なのに脱ぐとは思わなかったけど。 さくらとうみちゃんの役が、娘役としてではなく登場人物の一人として活躍してたように感じた。 主演も、ちなうみも、恋愛要素の場面は女性主導だったと思う。宝塚としてはね。 昭和や原田先生みたいな完全添え物ヒロインではない!ってどころか、ふつーに男役と同等のウエイトを占めにいく芝居。 その辺りはナイス海外製!! いつも月組さんがミュージカルする時は役者の多さが売りですが、今作はさらに娘役の地位向上(この言い方したくないけど)してて好き。 ご贔屓の待遇が良ければ良作なんや!!!(暴言) しかし、私は海外や外部ミュージカルを見ないせいかもしれないのですが、正面向いて歌い上げる!!全員で踊る!!って場面が慣れない。 ショーの一部ならいいけど、芝居の途中にそればっかって、押し付けすぎやと。 ひたすら歌を聴くしかない場面ってつらい。 もともと歌うまに魅力を感じないせいもあると思う。 さくらも、さくらの歌も好きだし、今回すごくよかったと思ってるその上でもしんどい…。 うーちゃんもすごい。 もともと目立ってたけど、どんどん前に配置されるようになったからついに秒で見つかるようになった。 いつ見てもかっこいい…本当に…あれはなんだ…全身が、止まってても動いてても好き…。 作品としての感想は、もう一度見てから決めます。 次はたぶん前楽なんだけど…。 期待してたし、予習もかなりしてた。 好きな組だから先入観のあるそこへさらに期待と予習をし過ぎた為、ぶっちゃけこれどうなんって感想。 オーストリアの接待し過ぎとちゃうか??? |
2019年10月05日(土) |
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