佐々木咲 |
わたし、速水真澄が好きだった |
諸君、私は速水真澄が好きだ
諸君、私は速水真澄が好きだ 諸君、私は速水真澄が大好きだ 紫のバラのひとが好きだ 若社長が好きだ 若旦那が好きだ 秘書の水城さんが好きだ 影の聖さんが好きだ 大都芸能社長室で マヤが公演する劇場のS席で 公園のボートの上で プラネタリウムで 紅天女の梅の谷で この地上に存在するありとあらゆる速水真澄が大好きだ 仕事してるふりしてマヤの出演情報を集めてる真澄が好きだ 贈った紫のバラが公演初日に合わせてマヤに届くときなど心がおどる すました顔でわがままにマヤを連れまわす真澄が好きだ 思いがけずいいムードになってマヤが勝手にドキドキしているときなど胸がすくような気持ちだった 社長として有能でとてもクールな真澄が好きだ 「真夏の夜の夢」のときの頭フル回転ぶりなど感動すらおぼえる 権限を最大限に利用して桜小路君に対して優越感を感じてるときなどもうたまらない それでいてマヤの立場も会社の利益も常に両方築けるというのは最高だ マヤが売れてきた頃に陥れようとする輩がたくさん現れたのを 女子供にも手をあげて撃退した時など絶頂すら覚える 紫の影にいる真澄の真の姿が好きだ 桜小路君の公明正大さの前にどうしても陰ってしまうのはとてもとても悲しいものだ 会長である義父への敵意を抱く真澄が好きだ しかし父が追うのはやはり紅天女だけであるというのは屈辱の極みだ 諸君 私は速水真澄を 11の年の差を乗り越えられる様な速水真澄を望んでいる 諸君 私に付き従う速水真澄好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる? 更なる速水真澄を望むか 糞の様な速水真澄を望むか? 信号が黄色のうちに渡り終えてしまう俊足のような速水真澄を望むか? 速水真澄!! 速水真澄!! 速水真澄!! よろしい ならば速水真澄だ だが、紅天女製作が決まったあとで桜小路君のリベンジによるカップルな様子を見せ付けられることに耐え続けて来た我々には ただの速水真澄ではもはや足りない!! 大速水真澄を!! 一心不乱の大速水真澄を!! 我々はわずかに小数 花屋の店先に並んだいろんな花に比べれば物の数ではない だが諸君は一騎当千の紫のバラだと私は信じている ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の詩織さんには決して紫のバラを贈らない集団となる 我らを忘却の彼方へと追いやり、中盤でマヤと友達に戻って後輩と付き合ってたのにあっさり捨てた桜小路君を叩きのめそう 髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう 連中にマヤのファーストキスが真澄の口移しであることを思い出させてやる 連中にその後も真澄が密室で一晩マヤを抱きしめていたことを思い出させてやる 速水真澄には奴らの哲学では思いもよらない社長権限がある事を思い出させてやる 1000人の紫のバラの集団で 世界を日本中から集めた紫のバラで埋め尽くしてやる 目標 劇団オンディーヌ出身・桜小路優 俺は謝り方を知らん!作戦 状況を開始せよ 征くぞ 諸君 久しぶりのアレです。 いま、学校でガラスの仮面を流行らせています。いやー、見事にみんなはまったね!! みんなオタクじゃないけど、毎日次の巻は誰が持っているのだと探し回っている。ははは!おもしろいだろう! で、今回わたしも読み直してみると速水真澄がかなり好きだということに気づきました。 美人、キツイ系の顔立ちと性格、クール、育ちがよく品がある。 けれど本当はとても純粋で、恋におくてでもどかしい。 しかも真澄は金持ち。もう最高ではないだろうか。 文庫版で集めてるんだけど、最近また再開した単行本も買おうかな…。 最近は、桜小路君VS真澄が白熱してるよね。あああ早く結婚しろよお前。しちまえよ。楽になっちまえよ…! あれ、朝だ。日曜の朝だ。 朝なのに何やってんの?じゃない。朝だからこんなことやってんだ。寝る。 |
2009年06月28日(日) |
≪BACK | TITLE LIST | NEXT≫ |
My追加 ‖ メール enpitu skin:[e;skn] |
Copyright (C) 佐々木咲, All rights reserved. |