生存報告―目指せたくまし道。
〜こっそりひっそり編〜


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2006年03月28日(火) 「ホテル・ルワンダ」

ビルの2階に横に長く続く窓があってね、通りの桜並木が目の前の高さで、満開すぎたくらいの桜が間近にあって綺麗だった♪

私はやっぱり元気にぽんぽん咲き誇ってるよりも散り始めたくらいの桜が好きだなー。花びらも可愛いしね。


そんな中、井筒監督が"見たほうがいい"と言っていたので見てきましたよ。<そんな理由か

なんだろ、簡単に感想とか書けないテーマなんだけど、なんかねー、奥さんすごかった!(笑い事じゃないけど見た人はわかるはず!)


アフリカ・ルワンダの内戦で、100日間で100万人が殺されたという1994年の話。

映像は思ったより鮮やかですごくリアル(なわけないんだけど)に感じられて。そんなに暗くなかったし、感動する映画ってわけでもない。でもこれを避けようとしているんだって改めて思う。

何が真実かとかわからないけど、ほんと、遠い国の出来事で、自分には関係なくて。虐殺をする側、される側、第三者として見ている側、、、先進国の黄色人種で近隣諸国とのいざこざもあるから、白人の気持ちも、黒人の気持ちも、なんとなく想像できるけど。

政治ってほんと難しい。

それぞれの国にそれぞれの歴史があって、現在がある。

エンドロールの歌にね、イングランドはそうなのに何故アフリカは連合王国にならないんだろうってのがあったんだけど、そりゃね。国と国との関係は力の微妙な均衡で平和を保ってるだけで、商売とか領土とか、争いの種は尽きない。歴史も消えない。

関心を向けることが善とも、介入しないことが悪とも限らない。

おせっかいと親切はいつも、される側の感覚でどちらにもなり得る。アメリカの強さが今の日本の平和に役立っているのは否定できない。でも戦争をすればやめろよと思うし強く迫られれば勝手だと腹が立つ。

身近な人間関係からしても、普段から波風立てない派の私はおせっかい人間を見るとなんであんなことするんだろ、パワフルだなぁと思うわけだけどなんか本当基本は変わらないなと思う。


ここんとこ基本的なバイオリズムが低下してるからか、あんな状況下で生きていける気がしなかったよ。

芝居してる人って"いつか俺はビッグになってやる!"みたいな熱い人が結構いるんだけど、そういう人はああいう状況でも頑張って生きるのかな?
勝利を求めて。

あと、守るものがある人は強い。あの状況下でも変わらないのは、何より大切なのは自分と周りの人達だってこと。はふ。赤ちゃん産んだら、強くなるかな?平和ボケしてるっていうけど、ずっと平和でいたいよ。



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