*不敗*
*もくじ*|*きのう*|*あした*
会社で「しょうえい」という名前が出てきた
(社長の)娘に話しかける
「字ちゃうけど<しょうえい>って元モデルかなんかでおるな」
「猿みたいな人やろ」
「笑 運動神経ええみたいやで〜 タイプちゃうけど」
「あのひと嫌い」
「どんな顔か覚えてへんわ タイプちゃうし〜」
「オリンピック候補にもなったことあるんやで 槍投げしててん
体壊したかなんかであかんようなったらしーけど」
「嫌いなわりにようしっとるな 全然知らん 興味ないし〜タイプちゃうし〜」
「でもあのひと嫌い」
「笑」
奥さんが またわけもわかってないくせに 話によってこようとする
「NHKにでとるひとか?」
「でてへんやろ・・天花やろ?見てへんからしらんけど 出てへんやろ・・」
「朝のドラマちゃう」
(さすが親子やね すぐピンときたらしく娘が)
「新撰組のこと?」
「そーそー」
あたしが言う
「うーん・・そういえば 出てたような気がする タイプちゃうから覚えてへんけど」(こればっかし)
あたしは ひらめいた!
ムフフ
「そや!奥さんって しょうえいみたいなん好きちゃうん?タイプやろ?な?」
奥さんが ニヤニヤする
娘もニヤニヤしてる
(おやこして きもいな・・)
「ちゃうん? あれ?奥さん ああゆうガッチリした人好きかおもた・・ちゃうん?
んー・・奥さんって どんなんタイプなん?なあ 誰好き?」
そうきいたら
奥さんは ますます ニヤけた(あはは 恋する乙女っぽくて なかなかよかったぞ)
「あんね〜 わたしはね〜」(きゅうに しおらしくなった)
(うわ・・・奥さんきしょい・・・爆)
うーん・・恋する乙女に年は関係ないんやな・・しみじみ
娘が先いうてしまう
「おかーさんは・・・田村正和やん」
「ぎゃーーーーーーーーーーはははははははははははははははははははははは」
うぞーーーーーーーー
田村正和好きなん?
わははははははははははははははははははははははははははははははははははは
「えええええええええええええ あんなん(失礼!)好きなん?
ふーーーーーん・・・へぇぇぇぇ・・・
芸術家っぽいんがええん?
線の細い人が好きなんやあああ? いがいーーーーーーぎゃははははははは」
おかしすぎて あたしは 笑いがとまらへん
ごめん・・ゲラやねん
※ゲラ:関西弁?で「笑い上戸」のこと
意味もなく
田村正和の真似をしてみた 「んーーー」額に指あてて古畑にんざぶろーになった(つもり)
全然似てへん!ちきしょー
しかも うけへん! (ぎゃはは) わろてよもう〜〜
「田村正和 田村正和 田村正和・・・ぎゃははははははは」意味もなく
名前を連呼してしまうあたし
(あたしが コーフンしてどないすんねん!)
(しかも笑いすぎ>あたし>すまそ)
もう あたしは おかしすぎて腰がくだけた
仕事にならへん
あはははは
やんぺ やんぺ 笑
「でもさ〜 社長と似てへんな」(あたりまえ? 爆)
奥さん 突如 反撃してきた
「おとうさん 昔は細かってん」
「あそ・・」
(社長は昔は田村正和似・・メモメモ)
奥さんの 社長が昔いかに細かったかと どれほど細かったかを
延々きかされた
涙 爆
ゆうだけゆうたら スッキリしたんか 奥さんまた どっかいってしもた
奥さんが消えてから 娘とまた
「社長はほんまに田村正和に似ていたのか!」について話し合った
笑
話が一段落つき あたしも笑いからやっと 平常心に戻った頃
外出していた社長が戻ってきた
(あかん・・・また思い出した・・・)
あたしは ひとりで 肩をぶるぶる震わせながら 声を押し殺して
笑った
「おかえりー」 という私に 「うん」と答える
あかんやん・・「ただぁいまぁ」 って正和モードでいわな・・ぎゃはは
(もうこうなったら あたし ひとり想像モード爆裂してしまうんよな 笑)
あたしのすぐ横にある ドアをあけて 部屋にはいっていく社長
「ぎゃーーーーーーーはははははははははははははははははっはははははは」
こらえきれず 大爆笑してしまった
部屋のドアが閉まるのを確認してから
「うちの田村正和 かっこわるいな」 娘にそう言うた
娘も死ぬほど笑ってた
あはははははははは
*今日の星言葉* ザニア(おとめ座η星)・・・芸術センスあるロマン
*今日の石言葉* アメシスト・クォーツ・・・冷静な思考
*今日の花言葉* フジバカマ・・・あの日を思い出す
れお
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