*不敗*
*もくじ*|*きのう*|*あした*
ふぅ〜 ちかれた〜
仕事で疲れたのか 気疲れなのか ようわからん ^^;
・・・・
ついているのか ついてへんのか・・・運が悪いんかな・・・
今日から ダンナちゃんの車と 交換した
ようやく 自分の車に戻った
・・・・・
仕事帰りに いつものスーパーに寄った
買い物をすませ 車に乗った
すぐには 出発せんと CDを入れ替えようと エンジンをかけて
ごちゃごちゃと いぢくってた
・・・今日は 風が強いなあ・・・時折 突風が吹いている・・・
隣の駐車場に 車がはいってくるのが なんとなく目のすみに映ってた
・・隣の車を意識もせんまま それでも なんとなく
・・入れ替えようとしてた CDと隣に止まった車の両方が視野にはいる
・・バン!!! と音がして 車が揺れた
・・隣の車のドアが おもくそ あたしの車を直撃した・・
突風のせいなのか
隣の車のおばちゃんが 「そゆタイプ」(人の車なんかおかまいなし)の人やったんかは・・
わからへん
「あいたー」 そう思った
一瞬 放心状態になったけど・・・おばちゃんと目と目がおーた
「しもたー」みたいな顔に見えた
「しもたー」って顔ってことは 「しもたこと」になったんかもしれんな
そう思った
CDを 放り出して 車から降りた
おばちゃんは
「どないもないねー」と 自分にゆうてるんか あたしにゆうてるんか・・・
助手席のほうに まわった
一目で 「ここやんけ」と 一目瞭然の傷が見えた
フェンダーのところ
黒い傷と 遠目でも へこんでいるのが わかる程やった
内心 また 「あいたー」と叫んだ
おばちゃんの車のドアの 角が 直撃したんやもん
気使いながら開けて それでも ちょっとあたったんとちゃうかったもん
おもくそ
バン!ってゆうて 車が揺れたんやもん
『あぁ・・・ここ へこんでるわ・・・ ねっ』そうゆうた
あたしは そこを なでた
見た目も へこんでたけど なでても へこんでるのが 手に伝わってきた
「あいたー」 また そう思うしかなかった
傷もへこみも 面積は うんと小さい
角があたっただけやから いわば ぷちゅ っと したような小さな傷
(ぷちゅっとした・・って どんなんや・・自分の表現力の乏しさが
なさけねーな 苦笑)
それでも 傷は傷
それが かえって あたしの気持ちを 静めていった
『まいったな』 あたしは 次にそうおばちゃんにとも ひとりごととも
わからんまま そう 口にした
「どうしましょ」 おばちゃんも 困った顔で あたしを見る
いろんなことを いっきに考えなアカン・・
優柔不断なあたしと 結論を急ごうとするあたしの両方で
<よ〜く考えよ〜 車は大事だよー がぁがぁ>
ダンナちゃんのことを 思い出すことにした
彼なら 間違いなく その場で結論を出すやろな
「おばちゃん 弁償してや」 そうキッパリゆうやろな
・・・・・
『とりあえず 名前と住所と電話 教えてもらっていいですか?』
次のあたしのとるべき行動は そうするべきやと おもった
おばちゃんは すんなり教えてくれた
『これ 主人の車やし 傷を見せな なんともあたしの判断じゃわからへんねん
傷見せて 板金してもらわなアカンようなら 板金してもらえますか?』
おばちゃんは そのとき はじめて
「すみません」と 謝った
おばちゃんにありがちの
「パンだけ買いにきたのに・・・」 と 言い訳が始まった
さえぎるように
『とりあえず主人に見せてみます・・』そう その場の結論を下した
「ご主人に相談してから それじゃ 連絡ください 逃げも隠れもしませんから・・・ほんまにごめんなさいね」 と
おばちゃんは パンを買いに スーパーにいった
運転席に戻り ダンナちゃんに電話する
眠たそうな顔をした なんとも あどけない顔やった・・・
また 心の中で 「まいったな」 そう つぶやいた
ダンナに 手短に事情を話した
ダンナは まっさきに
「傷でかいんか?」と 聞いてきた
『ううん 面積は小さい 角があたっただけやし』
「目立つか?」 次にそうきいた
『うーん・・・見たら へこんでるんは わかる・・かな』
「気になるほど?」
『あんたやったら 気にする 笑
あたしやったら 気にせん 笑』
これが 決定打・・?
「わはははははは」と 笑ったあと
「ほな なおしてもらわんとな〜」と あっさり
・・・・・・・あたしは それとは別に 2年前?のことを 思い出していた
やっぱし 仕事の帰り
原付が来るのがみえた 路地で 止まったあたしの車に
カーブを曲がりきれず・・原付が ぶつかった
咄嗟に「だいじょーぶ?怪我ない?」 こけてしもた原付の 金髪のにーちゃんに
あたしは窓をあけて 声をかけた
「だいじょーぶ」と 金髪は そのままいってしもた
アホなあたしは『ああ よかった』そうおもて そのまま帰った
家に帰ってから 車をみたら 車は べこべこにへこんでいた・・・(あほ)
こみ上げてくる怒りを 勇気にかえて あたしは
金髪を探しに また車を走らせた
(近所のカラオケやに いつも たまってる くそがき集団やと
めぼしはついてた)
怖いな 怖いな
そうおもいながらも
車がこんなんなってもて ダンナに怒られてしまうわ・・と
そっちも怖くて 笑
くそがき集団のとこにいった(ドキドキドキ)
『さっき ぶつかってきた子おるよねえ・・』そう声をかけた
見覚えのある金髪が 出てきたので
あたしも 車から降りて そのこの前に出た
『車こんなんになってんねん・・・弁償してもらわなあかんわ』
そう切り出した
気がついたら あほほど背の高い にーちゃんや 金髪や
鼻ピアスの集団 10人くらいに 囲まれてた
なんやかんや・・・と 集団に 文句をちんたら言われたけど
こんなガキに負けてたまるか!と おしっこちびりそうになりながらも
そこでひるんじゃ 女がすたる!
と なんとか 金髪の名前と住所を 聞き出したまでは よかったけど
「全部嘘」やった・・・・・・涙
・・・その時 ダンナはおこらへんかった
・・・名前を嘘言われたことも 車がへこんだことも 一切おこらへんかった
「嘘つくような子に見えへんかってん・・」
最後まで 信じてたアホなあたしのことを
つくづくアホやな・・おもたんやろけど・・・
・・・・そのことを ボンヤリ思い出していた・・・・
ダンナに 車のナンバーを 一応報告して ダンナのほうでも
ひかえてもらった
『おばちゃん 名前も住所も 嘘とおもえへんけど・・』
そんな言い訳?をしながら
自分の甘さと ほろ苦い経験を おもいながら
『人はみかけじゃわからんもんな・・』 自分に言い聞かせるようにゆう
・・・・電話をしていると おばちゃんはパンをこうて戻ってきた・・・・
電話ちゅーのあたしに 近づいてきて
「ご主人と連絡とれましたか? ご主人きますか?」
『うん 連絡はとれましたけど 仕事ちゅーなのでここにはこれません
とりあえず主人が車見て 修理してもらわなアカンなら 連絡しますので
それでいいですか?』 電話をもったまま そうゆう
「わかりました・・すみませんでした」 おばちゃんはそう言い
ついあたしも
『すみませんけど・・そうゆうことで・・・』と めちゃくちゃ下手にでとるがな
笑
・・・家に戻って 車の傷を 写メールで ダンナに送った
・・・しばらくすると 電話がかかってきて
「へこんどるやんけ・・・修理してもらお」 そう 明るくダンナは言った
「おれが 話すから・・・」 そう付け加えた
*今日の星言葉* アラクマ(アンドロメダγ1星)・・・自然との調和
*今日の石言葉* デザート・ローズ・・・愛と知性
*今日の花言葉* ローズマリー・・・思い出
れお
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