この日は大家さんとの立会で部屋に行ってきました。 …と言っても大家ではなくリフォーム会社との立会でした。 ここの大家さんて全部管理を不動産屋に任せてるけど不動産屋の担当でもなくリフォーム会社の人なのがちょっとびっくり。 リフォーム会社じゃ直したくてしょーがないんだから直すことばっか言うに決まってる…
少し早めに行って部屋で床に寝転んでみたりして。 これがこの部屋に来る最後になるのかぁ〜…とちょっと感無量。
8年前、23歳の新春。 初めて一人暮らしを始めた部屋。 本当に自分だけの力で生きて行けるのか不安もあったし嬉しさもあった。 引っ越しでお金かかっちゃって、けっこう貧乏したりしたなぁ。 何人もの人が原稿の手伝いに来てくれたところ。 アシさんの中にはプロの道を歩き出した人もいるし、実家へ帰ったり結婚したりした人もいる。 もう過去の記憶でしかないけど、みんな確かにこの部屋を通っていったんだよね。 いろんな編集さんやバイク便の人が原稿取りに来てくれたなぁ。 いろんな出前の人も来たっけ。 うちの猫たちもここで生まれたり大きくなったりした。 この家でいる間、単行本25册分も描いちゃったよ…
…な〜んて走馬灯がぐるぐると… こんないろんな思い出は新しい家でも作られていくんだろうけど。 出て行きたく無い、と言う訳ではないけれどちょっぴりせつない。 なんだか卒業式の気持ち〜…
とか浸ってるうちにリフォームの人来たんですが。 やっぱ「これはひどい」とか言われまくりでした(T_T) 掃除は綺麗にしてあると思うんだけど(ハウスクリーニング頼んだし) カビた畳や引っ掻いた壁紙はどっしょもないですな。 しかし、私は8年住んでおりましたので退出時の現状回復義務は10%まで落ちているはずなのです。 国土交通省ガイドラインによるとリフォームの際の出資義務は全体の10%なわけで。 ネットであちこち調べたので確かだと思う。 もし大家側がリフォーム代を多額要求するようならとことん戦おうと密かに決意。 敷金返還についてのHPって山ほどあるんですねぇ〜 みんな戦ってるのね… 私もそういうことになるのかしら? ちょっぴりドキドキ☆(。-_-。)ポッ
あ〜、なんかセンチメンタルしてたのに現実的になってしもうた…(>_<)
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