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2005年12月03日(土)
多重人格
友人にオススメされた小説を読んでいる (普段、人が勧めてくれた本って意外に読まない ←他に読みたい本があって余裕がないからだ) そんな私が素直に借りて読んでいるものは、精神科医の物語 神経症に分裂病、鬱病、境界例患者・・・そしてDID(解離性同一性障害)など、私の人生に今まで縁のなかった病名が次々に登場する 精神分析を信頼しない主人公の若き精神科医は自分の経験を元に日々誠意を持って、鬱病で自殺した医師から引き継いだ患者と面接を続けていくのだが、過去にある境界例患者に翻弄され不適切な治療をしてしまった苦い経験を持っている 精神病とひと括りにしてしまいがちだが、その分類は多種だ 入院通院患者の症状も治療法も実に複雑なので、知らない世界の勉強になる 最初は気が進まなかった小説だが、半分に差し掛かった今はかなりのめり込んでいる 同時進行で(全くの偶然なのだけど)この数日で鑑賞した映画の3作が解離性同一性障害の人物が登場する映画だった 解離性同一性障害とは俗に言う多重人格だ〜 ここから小説からの抜粋↓ 多重人格 いまやすっかりブームだ 心理学者がこぞって取り上げ、哲学の分野でも熱っぽく語られ、そしてもっともらしく作られたサイコ映画やTVドラマや小説が次々に世に送り出されている だが多重人格を語ったり、論じたり、描いたりしている者たちのうちで実際に多重人格者と接したことのある者がいったい何人いるのか (中略) ほとんどの者は出会っていない じかに接してはいない 接したことのないものついてなぜそれほどまでに饒舌になれるのかと、最近の多重人格ブームをひじょうに苦々しい思いで眺めていた この文章は主人公の医師の考えなのだが、私も同感〜 ビリー・ミリガン氏の登場で有名になったこの病気 かく言う私も精神病患者と言うとこの多重人格などを想像してしまう ( ̄∇ ̄;) これからはこういうブームに踊らされたくないな〜と思ったわ |