2024年09月28日(土) |
病院にいるとね... |
病院というところで仕事をしているとね、 やっぱり色々考えることが多いです。 職員に対しても、患者さんのご家族に対しても 果ては自分の将来...つまりは末路についても。 家族は本当にさまざまで、家族が仲良しで一生懸命 親について何かしてあげたいとするご家族もいますし、 その逆で親子関係が希薄で全く無関心、いわば 「姥捨山」のような状態の方もいれば、身寄りがない おひとり様もいます。 前者の方はナースからすれば煩わしいところも多々 あって。 中のほうは本当に無関心。滅多に面会に来ないし、 入院費は振り込み式ではなくて窓口に支払いに来て 貰うので病院に来ているのに会いに来ない。 請求書は病棟に上がって来ているので、取りに来がてら 面会してもらいたいし、病棟側から患者さんのための 品を買って来るようにお願いする事もあります。 例えば乾燥していますのでボディー用の ミルクローションをお願いしたりとかね。 でも請求書がなくても支払いが出来てしまうので取り 来ないんですよ。 更には患者さんの性格が災いして家族の心を傷付け、 金は出すが会いたくないし名前も呼びたくないなんて 家族もいます。 おひとり様だからお金の管理をお願いしたなんて患者も いますが、銀行は籍が入ってない他人は口座を開きません から高額な治療費なんかを引き出したくてもATMは20万 までしか下ろせませんし、窓口は絶対他人にはお金を引き 出させません。 だから籍を入れただけで、面会も来ないし病院から 呼び出しがあっても「本来の家族じゃ無いからそっちで やってくれ」とかふざけたことをいう妻も。 それでいて死んだら財産は貰うだろうが!って思うけど ね、こっちは。 亡くなった時も電話したら勝手に葬儀屋頼んで決まったら 電話ください。みたいなことをいうんでナース達もこれには 激怒してましたけどね。 人としてあり得ないと。 また、悲しい思いもしました。 これには長年ナースをしている師長も涙しました。 私も悲しかった。 今度、投稿したいと思う。 おひとり様のぱんちゃんも、他人事ではない話でした。
彼、あっちの国ではきっと幸せでいて欲しいと思う。 あっちで良い人に巡り会ってね。
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